2012年9月アーカイブ

空回りの善意、赤バス

月曜の担当講義は軒並みお客さん(受講生)が激減のもよう。まぁ、いろいろと要因は考えられましょうが、やっぱり、チョー過密スケジュールの春学期にちょっと手抜きをしてしまったかな〜(と内心では忸怩たるものを感じながらも)・・・いやいや、そもそも内容が難しすぎたのだろう(だから、それが手抜きだろうが^^)などと思い直して、自分を慰めているところ。
まぁ、春学期のコース導入講義(お題目は『データ分析はおもしろい!はず』)はウケたのか、コース演習は第一希望組で満杯になった。演習IIIと演習IVを含めて、秋学期はゼミを中心に力を入れていこう^^。

今週は、火曜・水曜と、コンソーシアムの委員会に出席。衝撃的な報告があった。大きな連携研究事業がいくつか不採択になったという知らせ。文科省だけでなく地元自治体からも不採択となったのは???。(恥ずかしながら具体的な数字を初めて知ったんだけど)実は、科研費や委託研究費の類には、じっさいの研究費にプラスして30%前後の事務経費が担当事務局に落ちてくるらしい。これにより、コンソーシアム事務局の財政は逼迫するもよう。ちょうど(タイミングよく?)自民総裁選が終わった直後で「アベも改選されるし、ホントにおかしな世の中だ」という他大学委員(学長局長クラス)の発言にはちょっと驚いたけれど・・・^^。

大阪市内の赤バスがようやく廃止されるとか?いや未だだろうとは思うが、公共サービスの理念と環境問題への配慮?から赤バス廃止に反対する人もいるようだ。しかし、これはそもそも、市バス運転手の定年退職後の雇用確保のために、市交通労働組合が大阪市にカネを出させたという性格をもつものだ。単に地域を巡回するだけで、多くは市バス路線と重複しており、なにより便が極端に少ないので、利用価値はほとんどない。拙宅は大阪市内有数の巨大集合住宅街のど真ん中にあるが、赤バスを使うという話を聞いたことがない。区内の他の場所へ行くなら、徒歩もしくは自転車を使うほうがはるかに迅速。外出が困難な人には、大阪市はタクシー初乗り無料券を配布しているので、病院通い等には(介護)タクシーを使う。赤バスを廃止すると、自家用車の利用が増え(て、排気ガスが増え)るなどということもありえない。そもそも、大都市のどまんなかで「自家用車」などという贅沢なものを所有している家計がどれくらいあるのか、そういう庶民の生活実態を想像してみてください。

なお、赤バスの効果的な利用法といえば・・・ずっと以前に、大阪市内のすべての区の写真を掲示するという写真展があって、この作者(写真学校の生徒さん)が来る日も来る日も赤バスに乗り続けたという話をしていたが(そんな安直な撮り方でよいのかと疑問を呈した記憶があるが・・・^^)。

カスリン・ジェンキンス

春先にとつぜん中止となり、今日まで延期となっていたカスリン・ジェンキンスのコンサートに行ってきた。あぁでも、カンペキに期待はずれ(涙)。7〜8曲ほど歌い終えたところで、「悲しいけれど次が最後の曲です」と、とてもうれしそうな顔で平然と言ったのには唖然とした^^。なんとも手抜きのつまらないコンサート。

イル・ディーボは来日コンサートで「ふるさと」を日本語で歌ったそうで、そこまではしてくれなくとも、期待していた曲はひとつも聞けなかった。帰宅後に YouTube で聞いている^^。I vow to thee, my country とか You'll never walk alone とか。。いずれも patriotic(愛国、愛郷)の歌だから、まぁ日本人相手に歌ってもしかたないか。他国の人でも patriot はボクは好きだけどね(あぁ、もちろん例外もあって、ウソっぱちの「愛国」ほど鬱陶しいものはないがな)。

Airplay, 親機どおしを無線で

注文していたAirPlayスピーカが届いた。MacやPCやiPhoneやiPadと無線でつながって、音楽を鳴らしてくれる。某雑誌の特集記事を立ち読みして衝動買い。外国ブランドの洒落たエントリー機種を選択した(こちら)。自分の仕事部屋でBGMを流すのにちょうど良い。積読本の自炊と同じように、家じゅうのほとんど聞かないCD(多くは昔に購入したもの)をロスレスで iTunes にためこんでいる。ドビュッシーのピアノ曲とか、西田佐知子とか奥村チヨとか、ちあきなおみとか、陸上・海上自衛音楽隊「軍歌オーケストラ」とか(ドビュッシー以外は、のめりこんでしまっていけない^^)。

しかし、家庭内無線LANのつながりが、また悪くなってきた。この家に越してきてから、電気コンセントを通すものとかも試してきたんだけど、どうもダメだな。もう、いちばん最初のかたちに戻そうということで、LANケーブル30mを通販で注文。現在のルータ(無線親機、NEC Aterm)から有線でつないで奥の部屋にアクセスポイントを置くことにした(LANケーブルはクーラーの穴から屋外に出してベランダを通す)。半年前まで使っていた無線親機(バッファロー)をアクセスポイントがわりに使うつもりだけれど、よく考えると(考えなくとも)、無線親機どおしを無線でつなげないのかな(バッファローどうしならカンタンにできるようなんだけど・・・)。

中国暴動、日系企業に侵入した若者150人が24億円の商品を略奪、(日本とは関係のない)ロレックスやディオールからも略奪しているらしい。まぁ、最初からそれが目的、そんな連中なんだということは百も承知。今日、環状線内で我がもの顔に大声で中国語を話している二人組の女がいたが、誰かが殴りかかりでもしたらどうしようかと、こちらがハラハラしてしまった。でも、そんなことは起こるわけもない、ここは日本なんだから。。
『最終目標は天皇の処刑』(ペマ・ギャルポ著、帯に「チベット出身者だから分かる中国の悪辣な戦略」)によると、2050年には朝鮮半島は「朝鮮省」となり日本列島の西半分は「東海省」となって、少数民族の日本人は日本列島の東半分(「日本自治区」)に強制移住させられるそうだ^^。

iPhone5

12日に発表されたiPhone5関係で、気になる記事をいくつかメモ。

日経電子版の記事(こちら)によると、どうやら、auはiPhone5からテザリングを導入するらしい。3.9G LTE(理論値100Mbps)のテザリングは値打ちがありそうやねぇ。まぁ、iPhone4s(au)の割賦残金がまだ32000円もある身としては、買い換えるつもりなどは毛頭ないけれど・・・^^。

それより、8月末に衝動買いした新しいiPad(WiFi+3G)で、(ソフトバンクが)LTE を使える(ようにしてくれる)のかどうか。この記事(こちら)によると、ソフトバンクはLTE通信環境に不安ありとのこと。料金も少しお高め(ドコモのXiに追随)といった様子(こちら)。こういうのを見ていると、どうも表だって価格競争をしているようには思えない(やっぱり、価格調整ベルトラン均衡より数量調整クールノー均衡?^^)。

まぁ、いずれにしても、個人的には、まだもう少し先の話というところかな。。

Macの表計算はExcelよりLibre

夏休みも残りわずか。今年の夏は統計モデルの本を数冊読み、経済学(自分のテーマには直接関係しない産業集積などの)本を5,6冊ほど流し読み、積読本50冊あまりを自炊(画像ファイル化)して自宅の部屋をすっきりさせた(さびしい人生^^)。夏休み的の行事としては来週末に2泊3日で白馬へ行くのが唯一の楽しみだけれど、それまでに原稿のまとめや秋学期の講義準備はなんとかなるのだろうか。って、なんともなるわけはないので、例年通りに、秋学期の講義も見切り発車の自転車操業になることは必至(そして、次の休みがくる頃には、この夏に読んだ本の内容はすっかり忘れてしまっているはず^^)。とまれ、来週月曜からの(プライベートな)3日連続集中講義でなまった体をウォーミングアップの予定。

ところで、最近は、官庁統計の提供方法が柔軟?になってきたようで、○○調査や○○センサスなどは xls(Excelバイナリ)でしか手に入らない(なんでやねん?まぁ、EBCDIKコードのFB形式ファイルが10万円超の磁気テープで天下り機関から提供された時代に比べると雲泥の差ではあるけれど・・・)。だから、データ処理のために、表計算ソフトは必須だ。

拙宅のメインマシンは(あいかわらず)iMacだが、これらの処理に Libre Office を使っている。業界標準(Excel)に見劣りするところはないし、(あまり知られていないが)図形の EPS 形式での保存機能などは役にたつ(こともある)。統計ソフト等との連携のために、抽出加工後のデータは基本的に csv ファイルで統一。文字コードは utf-8 改行コードは (0d)16(Mac OS Xのデフォルト)。

Excel2011 for Mac は使わない。なぜなら、utf-8 の csv ファイルを扱えないから。文字コードを「日本語Macintosh」に指定してインポートすれば読むことはできるが、出力(「名前をつけて保存」)の際にはコードを指定できず、かならず sjis になってしまう(改行コードはなぜか、Dos/Windowsの0d0aではなく、Macの0dになる)。
まぁ、コードを変換してやればよいだけ(たとえば、Emacs で開いて、Ctrl+X →【Ret】→ f から sjis-mac に変換)ではあるけれど、作業の流れが寸断される。ばかげた仕様だ。

お役所が国民の税金で収集したデータを国民に公開するのは当然(もちろん個人情報保護等に抵触しないかぎりで)。でも、ある特定民間業者(しかも外国企業^^)の商用ソフト使用を前提(強制)するかたちでの提供というのは、なんだか、納得できないけどね。。

経済学を勉強中^^

盆明けに珍妙な計量モデルを思いついたんだけど、通常の最尤推定ではうまくいかない。別の方法で推定できないものかと苦闘中。新しく取り組むテーマの本を一から読み通していくのは、フニャフニャにだらけきっていた脳みそにはかなり辛い^^。夏休みの残り、あと二週間でなんとかなるだろうか。。

ある「大家」の新刊『経済効果ってなんだろう』という本の広告を新聞で見かけて、気晴らしにパラパラと流し読みしてみた。が、中身は産業連関分析の話(なんで?)。目次を追うだけで内容が把握できる、なんともホノボノ^^とした分野ではあるけれど・・・このご時世に「経済効果」などというと、誰しも、消費増税の非ケインズ効果とかを期待するだろうに・・・。でもそうか、そういえば「国土強靱化計画」なんてものが提案されていたね。どこかの土木関係の教授が大昔の経済予測を引用して「デフレ脱却」を唱えていたっけ・・・orz
いや、この「大家」自身は昔の公立大学で数理経済学を担当してきた人なので、フロベニウス根や多部門モデルの話(二階堂副包『現代経済学の数学的方法』あたり)などもご存知のはず。こういう経済学の土台を全部すっとばして、まやかしの経済予測が横行しはじめたのは、やはり「バブル」の頃だろうか。巨額のプロジェクトを推進するために、安直な予測が山ほど行われたはず。当時は「我田引水モデル」などと呼んでいたが、要するに、最初に結論(目標の数字)ありきで、それに前提条件をどう調整するかという、(予測ではなく)制御の問題を解くという感じ。この結果が、たとえば大阪の場合、バブルの塔ハコモノ銀座をはじめとする「負の遺産」だ。

他大学院生から論文が届いた(流し読みのみ、ゴメン)。確率フロンティア生産関数による、民営鉄道と公営鉄道事業の効率性比較。フロンティア関数の最尤推定はけっこうややこしくて、25年ほど前(「バブル」の頃^^)にはまともな既成パッケージがなくて、DFP法やらBHHH法やらのプログラムを自作していた。それでもうまく解けなかった記憶があるが、なんでも、いまは、「マウスを数クリックするだけで解ける」らしい(ホントか?)。
で、意外にも、公営鉄道のほうが効率的という結論を得て、著者曰く「橋下大阪市長の推進する公営交通改革は再考の余地あり」。論文本体には敬意を表するけれど、そんな言い方をしてはせっかくの緻密な分析が台無しではないだろうか。地域公共サービスの責務を果たすために細々と営業を続けている地方の三セク機関と、運転手の年収が1000万円超などという何処ぞの市の交通局を同列に並べてもしかたないと思う。それと蛇足ながら・・・同条件ならば民営企業が効率的になるのは当然だから(官民の「定義」により^^)、民が官より不効率というのは、たとえば独占の規制が甘いからか、あるいは官が独占しているからか、いずれにしても結局、政府の失敗に帰着するのではないかなどと思ったり。。

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