Macの表計算はExcelよりLibre

夏休みも残りわずか。今年の夏は統計モデルの本を数冊読み、経済学(自分のテーマには直接関係しない産業集積などの)本を5,6冊ほど流し読み、積読本50冊あまりを自炊(画像ファイル化)して自宅の部屋をすっきりさせた(さびしい人生^^)。夏休み的の行事としては来週末に2泊3日で白馬へ行くのが唯一の楽しみだけれど、それまでに原稿のまとめや秋学期の講義準備はなんとかなるのだろうか。って、なんともなるわけはないので、例年通りに、秋学期の講義も見切り発車の自転車操業になることは必至(そして、次の休みがくる頃には、この夏に読んだ本の内容はすっかり忘れてしまっているはず^^)。とまれ、来週月曜からの(プライベートな)3日連続集中講義でなまった体をウォーミングアップの予定。

ところで、最近は、官庁統計の提供方法が柔軟?になってきたようで、○○調査や○○センサスなどは xls(Excelバイナリ)でしか手に入らない(なんでやねん?まぁ、EBCDIKコードのFB形式ファイルが10万円超の磁気テープで天下り機関から提供された時代に比べると雲泥の差ではあるけれど・・・)。だから、データ処理のために、表計算ソフトは必須だ。

拙宅のメインマシンは(あいかわらず)iMacだが、これらの処理に Libre Office を使っている。業界標準(Excel)に見劣りするところはないし、(あまり知られていないが)図形の EPS 形式での保存機能などは役にたつ(こともある)。統計ソフト等との連携のために、抽出加工後のデータは基本的に csv ファイルで統一。文字コードは utf-8 改行コードは (0d)16(Mac OS Xのデフォルト)。

Excel2011 for Mac は使わない。なぜなら、utf-8 の csv ファイルを扱えないから。文字コードを「日本語Macintosh」に指定してインポートすれば読むことはできるが、出力(「名前をつけて保存」)の際にはコードを指定できず、かならず sjis になってしまう(改行コードはなぜか、Dos/Windowsの0d0aではなく、Macの0dになる)。
まぁ、コードを変換してやればよいだけ(たとえば、Emacs で開いて、Ctrl+X →【Ret】→ f から sjis-mac に変換)ではあるけれど、作業の流れが寸断される。ばかげた仕様だ。

お役所が国民の税金で収集したデータを国民に公開するのは当然(もちろん個人情報保護等に抵触しないかぎりで)。でも、ある特定民間業者(しかも外国企業^^)の商用ソフト使用を前提(強制)するかたちでの提供というのは、なんだか、納得できないけどね。。

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このページは、eiichiが2012年9月13日 03:35に書いたブログ記事です。

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