某ML経由で、来年9月に、英国オックスフォード大で開催される美の国際会議の案内がきた。いつもなら即座に削除するメールだけれど、案内文の冒頭に三島由紀夫(の「金閣寺」からの一文)が引用されていて、全文に目を通してしまった。
‘The first real problem I faced in my life was that of beauty,’ wrote the poet-playwright- novelist Yukio Mishima, in Temple of the Golden Pavilion as he pondered beauty’s relevance, meanings, and the spell it cast over him.そういえば、緒形拳主演の映画Mishimaのビデオをマンチェスタ市の図書館で借りて見たのはもう15年前か。当時、あの図書館にある日本語のビデオや本は、ミシマの他には、幸福の科学だけだったような・・・。今ならムラカミやキタノもありそう(特に後者のバイオレンスは受けそうだな〜、outrage なんか向こうの若者は狂喜するんじゃないだろか)。
三脚をはだかで持ち歩くのがイヤなので、コンパクト(で相応の性能)の三脚をずっと探し求めている。世界のベルボン^^の超小型品の噂を聞いたので購入してみた。しかし、自宅に持ち帰り開けてみたところ・・・雲台からのオイル洩れで、上半分がグリスでベトベト、使えたものではない。
実は、オイル洩れの初期不良品にあたったのはこれで2度目。1度目はレンズアダプターで純中国製、今回は日本ブランドの made in China 。高温多湿の状態で長期保管していたんだろうね。あるいは、生産者じしんがグリスでベトベトの状態を「不良」と認識していない可能性も・・・。今回は、購入店にクレームを送ると同時に、メーカー(世界のベルボン^^)にも問い合わせを送っておいた。まぁ、安物買いの銭失いとは、まさにこのことかもしれないな^^。
追記)夜が明けてめざめると、メーカー(世界のベルボン)から速攻で返事が届いていた。初期不具合の可能性が高いので、現物を送料着払いで送ってくれとのこと。さすがに、世界のベルボン。2004-05英国滞在中、オックスフォード県のカメラ屋にはベルボンの三脚が林立していたんだよ。