いくつかメモ

さきごろ亡くなった東松照明の写真集 Camp OKINAWA を本学図書館(開架閲覧)で見つけた。掲載されている写真は60年代70年代のものだけれど、本じたいは2010年9月の発刊。2010年という年は、普天間飛行場の代替施設を辺野古の海につくることは許さない(「最低でも県外」)と公約した内閣があっけなく崩壊した年。この年にはじまった琉球烈像という写真集シリーズの一冊として発刊されたようだ(シリーズにはもちろん中平卓馬の一冊も含まれている)。今日は、ほかにも畠山直哉の写真集を見つけた。どなたが選書しておられるのか知らないけれど、センスいい。実は、本学図書館の2Fサロンでは「アサヒカメラ」最新号からさかのぼって一年分を読めたりするんだけど、調べてみるとどうやら1970年くらいからずっと定期購読しているようだ。良い伝統^^。写真集の類は、やっぱり、直に手にとって昔ながらの印刷物で見たいよね。だから、こういう本や雑誌の購読はずっと続けてほしいな。。

「アベノミクス」の好調に気をよくしたのか、年末から、週刊ダイヤモンドにインフレ目標批判へのFAQ(反論)という記事が連載されはじめた(「俗論を撃つ!」そうだけど・・・)。この著者には興味なかったんだけど、なんでも「グラフを見ると全部わかる日本国の深層」といった本を出版されているらしい。この本のタイトル、4月からボクがやる予定の市民カレッジ講座のタイトルに酷似しているのでちょっと気になり、帰路の書店で立ち読みしてみたところ・・・同じようなデータを使って180度違うことをおっしゃっている様子。参院選までは(つまり、ボクの講座が終わる頃までは確実に)「アベノミクス」の好調は維持されるだろうから、デフレ脱却派の大声もとうぶんテレビから消えそうにない。困るね・・・^^。

このブログ記事について

このページは、eiichiが2013年1月10日 02:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「永遠の日本」です。

次のブログ記事は「永遠の嘘をついてくれ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja