MoodleMoot 2013。玉石混淆のわけのわからない集まり(参加者の半数以上は外人、残りの日本人も半数以上は英語教員だろうか、海外の学会に参加したような感じ)。Workshop と題する「実習講座」がいろいろ開かれていて、開発者向け?のものに参加してみたが、入門用の概説だった。一般向けのものに参加してみたら、隣でうろたえている受講者たちに操作をアドバイスする羽目になった。外人が l を i とタイプミス、日本人に「アンダーバーはどのキーですか」と聞かれた時点で、さすがにアホらしくなり、退室した。逆に、とても良かったプレゼンは、さきほど終わった東京理科大学の Moodle2 全学導入の報告(Moodle2 は急ピッチで改訂中、ベンダー依存度の強い本学では枯れた 1.9 をもう少し使い続けるのが的策だろうと痛感)。昨日(初日)の放送大学学長の講演も面白かった(かの大学では、ほとんど Moodle + すこしだけ Facebook という感じらしい)。いま(学部で?)やろうとしている OMR 取り込みの件は、Genius(達人)と呼ばれていた某国立大教授(関連業績あり)に個人的に尋ねてみたが、通り一遍の返答のみ。まぁ、自力でボチボチやりますわ(若いDB屋の力も借りようかな^^、すくなくとも私学では需要があると思うし、ちゃんとしたものができればそれなりの業績にはなりそうだけどね)。
天王寺区の一件(区が無報酬デザイナー募集)について、「風の旅人」主宰者が興味深いコメントを書いている(クリエイティブのメッキが剥がれつつある)。カネを払ってでも自分の作品を世に出したいというアマチュアがいて、「プロ」の力量が彼らに絶対的に勝るものではない現状では、アートの世界での「デフレ」は止まらない。「物作りで食っていこうなんて思うと不安で眠れなくなるから、食うための手段を他で考えていくのが精神的にベター」、ただし「すべてのメッキが剥がれ落ちたあとに、物事の本質が見えてくる」ということだそうだ。「商業主義のもとではデフレは止まらないが、デフレを敵視する理由はどこにもない」--- これは慧眼、けだし名言。また、「食べていくだけなら何とかなるという状況に自分を置いて、その上で本当に自分がやりたい事がなんなのかを考えて、地道でもいいから一歩一歩実践していくこと」というのは、(若い人へのメッセージとしては)どんな職種にもあてはまりそうだね。
まぁ、東京出張中に天王寺のことを考えるのもナニなので、記事の紹介のみです。
東京の大衆居酒屋、来るたびにヒドくなっていく。一年おき(半年おき)の出張のたびに定点観測する者(ボク)には、大阪との落差にちょっとビックリしてしまう。半年前に、○○○水産はもうダメ(二度と行かない)と思った。今日は、学生時代から30数年来通い慣れたる、高田馬場さかえ通りの「××」。まだ、酒と料理はだいじょうぶ。でも、若い店長を除いて全員が外国人スタッフ。で、その若い店長が頼りない。「××」がダメになる日も近いかな。。なお、学生時代に最後のゼミコンをやった、さかえ通り終端の店「紫蘇の実」が消滅していた。東京出張のおりに、たまに思い出してはおカネを落としに訪れていたんだけど、今日行ってみると、跡地に新しいビルの工事中だった。まぁ、あれだけうさんくさい商売をしていれば・・・(腐りかけの刺身を酢まみれにして食わせていたもんなぁ^^)。