月曜の朝、いつもより早く目覚めた。いつもより一本早い環状線で新今宮へ。いつもの準急の一本前の急行に乗り、そして・・・乗り過ごしてしまった。北野田駅に降り立ち、スマホ乗換案内で確認すると、いまから電車で戻っても始業に間に合わない。しかたがないので、北野田からタクシーをとばした。泉ヶ丘でタクシーを降りたらギリギリ間に合う泉北高速電車に乗れそうだったのに、まぁギリギリはやめておこうと大学までタクシーを乗り続けることにした。そして・・・泉北1号線でひどい渋滞に巻き込まれた。5分の遅刻、タクシー代5000円。なんのための早起きだったのか(涙)。
で、5分遅れて、本日1限の留学生向け講義。ある女子留学生が、足を組んで腕を組んでふんぞりかえった体勢でこちらの話を聞いているので、「そういう姿勢で講義を聴くのはおかしいからやめなさい」と注意した。素直に聞き入れてすぐにやめてくれたんだけど、あとで思うに、欧米の大学ではおかしくはないことなのか?そういえば、映画「HACHI」で、リチャード・ギア演じる教授の講義を、足組してふんぞりかえって聴いている学生がいたようないなかったような。。ハーバード白熱教室などでも、そういう学生がときどきいるような気もしないではないけれど・・・。
まぁでも、すくなくとも日本の大学ではそれはやっぱりおかしいことだと思う。遠い昔に滞在した英国マンチェスタ大学でもそんな学生はいなかった(とはいえ、あそこは高偏差値の大学院だったが)。落語や漫才の観客がそういう姿勢をしてもなんの問題もないじゃないかと言う人がいるかもしれないけれど、大学の講義はまったくの別物、まったく別の空間だ(と考えたい^^)。落語や漫才の世界でも、師匠の講演を足組して聞く弟子はいないでしょ。足組して腕組してふんぞりかえって楽しみながら聞き流したのでは、芸をまねたり芸を盗むなんてことはとうていできないよね。