海老江の夏の風物詩。東京方面から親族もかけつけて、宵宮のパレードを皆で観戦。
ゼミに岸和田だんじりの若衆が二人いて、彼らも海老江の夏祭りのことは知っていた(「岸和田とは違う」と誇らしげに語ってはいたけれど・・・^^)。
アセモグル・ロビンソンの話題の共著『国家はなぜ衰退するのか』。日本語訳を、上下巻あわせて5040円で購入。さきほど読み始めたが、序文をたった数行読んだだけで、文章になんとなく違和感をおぼえた。(もうすぐ休みに入ることだし)やっぱり原書でゆっくり読もうと思い直して、Kindle版1330円を購入しなおした。それで、違和感を感じた訳文を原書と照合してみたんだけど・・・As we write this preface, North Africa and the Middle East have been shaken by the "Arab Spring" ... という原文を、「この序文で述べるように、北アフリカと中東はアラブの春によって揺れ動いてきた」と訳している。1冊あたり5040-1330=3710円もの「翻訳料」が付加されている本にしてはちょっと・・・。こんな世界的ベストセラーの翻訳担当者がどう決まっているのか、その仕組みを知りたいと思う。国家の衰退を救うのは社会の開放性や既得権益の破壊であることを示唆する名著じたいが、この国では、独占的超過利潤の源泉になっているような気もしないではない^^。