中島みゆきは中山みき

うちの学部には、仕事ができない教員が若干一名いる。年齢はすでに40歳を越えているはずだけれど、理解力の低さに加えて、責任感といったものが欠如している。不幸なことに、彼はいま、私の「部下」である。そして「上司」の私は、本日の会議終了後に、彼がまとめるべき書類を一人で作成している。まぁ、本日のものは、ほんの数時間で完成したけれどネ(彼にまかせた場合、ほとんど全てを逐一指示せねばならず、おそるべき理解力の低さにジリジリしながら、数倍の時間と労力をかけた揚げ句に、けっきょく未完成のままで放り出されてしまうのがオチだから)。私が彼の仕事を肩代わりしている時間に、彼は、例によって、大学近くの居酒屋で酒盛りに参加していたのであろう。いつものように、責任を投げ出して(というか、自分が取り組むべき仕事だという意識すらないのだろう)、美酒に酔いしれていたことだろう。実にバカげた話ではあるが、どうしようもないのである。こういうのを「社会人基礎力がゼロ」と表現するのだろうが、ここは大学なので「社会人基礎力」など問題とされないのであるし、私のほうも「上司力」を問われたりすることはないのであるから、こんな「部下」を説諭するなどという面倒なことはしたくないのである。
まぁ、根っこの根は悪くないヤツだとは思うんだけどなぁ。今年は、不幸な巡り合わせ?が重なって、彼の存在がひときわ目立ってしまった。昨年の場合には、ほとんどの書類は一昨年のものを微修正するだけでよかったはずだし、ほとんど全ての作業を、有能な某職員さんと優しい「上司」が影でサポートしたんだろうと思う。今年は、カリキュラムを改革したためにほとんどの書類を作り直す必要がある上に、有能な某職員さんが配置転換でいなくなっちゃったのだ(加えて、今年の「上司」はまったく優しくないし・・・キレて、いちど、ひっぱたいてしまった^^)。

というわけで、雑務も終わったし、昨日届いていた DVD をもういちど見よう。中島みゆきである^^。ライブである^^。「中島みゆきは中山みき」(呉智英)、けだし至言だ^^。

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このページは、eiichiが2013年11月15日 00:54に書いたブログ記事です。

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