Cool mind and warm heart

↓のグローバル化の話は、ある方からの問いかけに応じるために書いたもの(ブログに書いたのは、私の言うことを他の経済学研究者にもチェックしてもらいます、というほどのつもりだったんだけど・・・)。経済のカラクリは、感情論のレベルではどこまでいっても意味のある結論にはたどりつけない。もちろん、熱い志は必要だと思うけれど・・・。

ところで、
私の父は少年兵で出征した傷痍軍人だった。父の兄は中国大陸で戦死したが、この人の遺影に、祖母や父や父の弟は毎朝毎晩ずっと手を合わせていた。安倍首相の靖国参拝は、遺族の切ない思いをたしかに癒したと思う。アメリカ大使の disappointed(失望)という一語で、蜂の巣をつついたように首相批判が噴出しているけれど(そんなにまで言うのなら、事前にもっとしっかりと意見表明しておいてほしかったとも思うが)、大使の公式声明文の末尾には We take note of the Prime Minister’s expression of remorse for the past and his reaffirmation of Japan's commitment to peace(安倍首相が過去に対する悔悟を表明したことと、日本国の平和への決意を再び確約したことに注目しこれを認める)ともある。

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このページは、eiichiが2013年12月31日 02:54に書いたブログ記事です。

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