土曜から全日本フィギュア選手権のテレビ中継にかぶりつき。かつて日本チームを支えたエースが、敗れても納得しきった様子で、清々しい笑みをうかべながらリンクを去る姿は印象的。安藤美姫のTwitter、Congratulations to the Olympic team, I wish all the best to them といった安藤自身のつぶやきにホロリ。さらに、ケガで絶不調の高橋大輔が、惨敗を悟り、フィニッシュの直後にうなづきながら見せた微笑みには、えもいわれぬ美しさを感じた。「諦めの朗らかさ」、熾烈な競争のなかに生きてきた人は、ほんとうに潔いなぁ。。
というわけで、クリスマスは真っ昼間から酒を飲みながら、久しぶりに「諦め」や「ト短調」を鑑賞中^^。最近、モーツァルトには「ト短調」がもう一曲あることを知った。有名な交響曲25番と40番、疾走する悲しみの五重奏K.516に加えて、ピアノ四重奏1番というのもト短調らしい。注文して届いてからずっと棚晒しだったCDを聞いてみる。
なお、本日の酒は「蛍流」。大分県佐伯市で、地元の水と地元の麦から醸された一品。全麦の常圧蒸留にしては穏やかな口当たりで甘さも控えめ、でも大分麦の香ばしさはしっかりと味わえる。無名銘酒の四合瓶コレクションもやめられない^^。