ScanSnapの新モデル SV600。大型本の精密なスキャンには、やはりブックプレッサーと呼ばれる付属品が必要だ(波打って曲がったままスキャンしたものを平面に調整する技術は発展途上で未だ限界がある)。しかしメーカー純正の付属品は15000円と高額。そこで、板ガラスのオーダーメード屋さん(コーワガラス)に透明ガラスを注文してみた(2500円)。これが大成功。絶版の大型写真本などを快適にスキャンできる。願わくは、もうすこしスキャン領域が広ければ・・・(大型の美術本や写真本では見開きスキャンができない、計ったようにギリギリのところで切れてしまうので意図的なものではないかと訝りも・・・^^)。
羽生の金メダルでめでたく終わった決戦から一夜、フィギュア三銃士はテレビ各局からひっぱりダコの様子。たまたまテレビをつけると、現地の三人と、日本のスタジオにいる織田信成が衛星対話している場面だった。織田は、先輩らしく冷静に、まず羽生や町田をねぎらい活躍をほめたたえたが、高橋との対話になると「大ちゃん」と名前を呼んだ後は涙で言葉がつまり、会話にならない。しばらくしてようやく「ずっと苦労を見てきたから・・・」と、しぼりだした。同席のゲストもテレビの前の視聴者も、織田はいいヤツだと、もらい泣き^^。でも、あとで思うに、人目をはばからずに顔をくしゃくしゃにする織田の姿はちょっと奇異。「演技」にとる人もいるのでは。。
レジェンド葛西は、リレハンメル五輪ジャンプ団体戦に出場したが、原田雅彦の大ポカのおかげで金メダルを逃した。ケガで出場を断念した長野五輪団体戦を「勝つな、絶対に勝つな」と祈りながら見ていた話は有名。長野の団体金メダルは、実は原田ではなく岡部の大ジャンプで勝ちとったものだけれど、「原田物語」は一人歩きして、原田は一躍ジャンプ界のヒーローに。その後の日本ジャンプ界の低迷と「原田物語」は無縁ではない。代表コーチ原田のトボけた口調のインタビューに、日本じゅうがジリジリした時期もあった。リレハンメルで逃した金を追い求めて、葛西は所属先を転々としながら40歳をすぎても競技を続けた。「原田物語」を思い出すと、未だに、悔しくて眠れないらしい。その葛西が20年の時をへてメダルをつかんだ。しかし、NHK生中継の解説者は、原田雅彦^^。相変わらずトボけた口調で、いけしゃあしゃあと「葛西は苦労人ですからね〜」などと語るものだろうか(まぁ、そうするしかないか)。