先週末に注文していた「森のささやき兼八」が届いた。兼八原酒に他社の減圧種をブレンドしてオーク樽で数年寝かせたものらしい。まぁアレだ、「天使の誘惑」とか「マヤンの呟き」とか、焼酎かブランデーかわからんようなのと同じ路線だ。「兼八」の名を冠したものでこれだけは期待はずれ、好みの味ではなかった。
しかしこれで、「兼八」は全種を制覇?かな^^。常飲の一升瓶は、残り半分くらいになると次の予備を発注するのが習慣化しつつある。大阪市内の酒屋では市価8000円ほどもするプレミア酒を、庶民にも手が届く定価で通販してくれる良心的な蔵元と酒屋さんに深甚なる謝意を表したい^^。どれくらいプレミア化しているかというと、実は「森伊蔵」よりすさまじく、昨年秋に抽選で定価購入した「極み香」(兼八の新酒)などには、楽天市場で70000円の値がついている(「森伊蔵」の3倍の高値・・・^^)。
焼酎一升に数万円の値がつく、このバカげた狂奔をたきつけた張本人は、有名なワインのソムリエだそうだ。しかしまぁ、このソムリエご自身のお気に入りは「魔王」だそうだから、まぁこのソムリエの情報はあんまりアテにならない。市場原理がダメなんじゃなくて、情報の非対称性が問題なのだろう。