イングランドのプレミア・リーグ。
香川真司が所属するマンチェスタ・ユナイテッド(マンU)は、シーズン中途での監督解任により、ライアン・ギグスが暫定的に指揮をとることになった。本日はギグス監督下での初戦、NHK BSの深夜ライブ中継がいまはじまったところ。オールド・トラッフォード(マンUの本拠地)に颯爽と登場したギグス。コーチに抜擢されたポール・スコールズの相変わらず控えめな立ち居振る舞いとあわせて、往年のマンUをしのばせる。往年とは「マンUの黄金期」といわれる1990年代後半、ギグスとベッカムの二枚看板はフットボール誌のみならずファッション誌や一般誌も賑わせていた。当時のマンUのスポンサーは、シャープ(胸に大きく SHARP のロゴがあるユニフォームは、我が家の家宝のひとつ^^)。ちなみに、当時のマンC(マンチェスター・シティ)のスポンサーは、なんと、日本のブラザー工業だった。英国で最大のパブ(居酒屋)チェーンを野村證券が事業証券化に成功したのも、この頃(参考記事)。イギリス人に向かって「誰のおかげで酒が飲めるのか、わかっているのか」と言った日本人がいたとかいなかったとか・・・まぁ、今は昔のお話^^。
今年は、どうやら、リバプールが24年ぶりに?リーグを制覇しそう。スティーブン・ジェラードの姿を見ると、いつも思い出すのは、2005年欧州チャンピオンズ・リーグの決勝戦。前半0-3の劣勢をはねかえして、リバプールがACミランを破った試合。後半開始前にピッチに戻ってくる選手達に向かって、リバプール・サポータが大合唱した応援歌はいまだに語りぐさ( You'll never walk alone. )だけれど、ボクが忘れられないのは、試合終了の瞬間の英国人アナウンサーの絶叫 The champion's cup is returning to England!! と、その後のリバプールの町からの実況中継。マイクを向けられても、感涙にむせび言葉を発することができない老女の姿(この雑記帳にも何回記したことか・・・^^)。