入学式から2週間、目のまわる忙しさで時が過ぎ、本日ようやく4月はじめての「休日」(といっても、明日のゲスト講義の準備が必要だけど)。週に8コマや9コマも担当するなど、この歳ではもうムリだからと言い聞かせてきたのに、今学期もまた、週8コマ(+1コマ/月)となってしまった。
「経済学」は455名の履修登録(楽勝科目の噂でも流れているのだろうか)、しょっぱなから最大収容室への教室変更。週2回のうち1回は講義をして1回は関連するビデオを見る構成にしようと企てた(木曜はみっちり講義の4連チャンという事情もあり・・・^^)。が、いざ探しはじめると、困ったことに、適切なビデオがなかなか見当たらない。初回講義では、まず気を引くために、安倍首相が買い物をする写真(首相、三越でお買い物、消費増税に理解求める)を見せたあとに、総理が購入した書物のタイトル『若者を見殺しにする日本経済』を引いて、「世代間格差」の話をする。その次の回に見せるために関連するビデオを探してみたが、けっきょく、なんとか参考になりそうなものは、これ(「若者奴隷時代と日本経済」)のみ。小黒一正、島澤諭といった正統の経済学者もたしかに登場するんだけれど、なんといっても「桜チャンネル」の番組、マンガ嫌韓流の山野車輪なんてのも登場したり・・・^^。まぁ次からは、NHK教育あたりの格調高いところから抜粋しよう。
逆に、今年度からスタートの「情報処理資格講座」は、意外に人が集まらず、少人数実習室へ教室変更。初回終了後に一回生が数名やってきて「コンピュータのことは何も知らないけれど大丈夫ですか」と聞くので、「大丈夫だ」と応える。こりゃ、エンドレスでのケアが必要、と腹をくくった(つもり)。
昨晩帰宅すると、ある若い職員さんから退職の挨拶状が届いていた。この人のことだから、なにか新しい大きなことにチャレンジするのだろうと、すぐにピンときた。勇気に敬服。若いことは素晴らしい。