日本に10年近く滞在している英国人の友人が、ときどき、電車のなかでの日本人のマナーの悪さを指摘することがある。1.5〜2人分の席を占拠しているバカにはほんとうに呆れてしまうと言う。まぁ完全に同意するんだけれど、腑に落ちないこともあって、これは大阪に顕著な現象ではあるけれど、東京や名古屋で見かけることはあまりないようにも思うのだ。なぜだろうか。。ここ数年、特に目に余るのは、JR関空快速。通勤帰りで混雑する車内の座席を観光客が独占している。「座席はゆずりあって」とか「車内で大声でわめくな」とか、中国語/韓国語/英語でアナウンスしてみてはどうだろうか。
仕事の気晴らしに「数独(ナンプレ)」をはじめて一年ほどが経過。新聞の日曜版に掲載される程度の問題は入門クラス(と偉そうに言ってみる^^)、iPadアプリのナンプレだと「上級」くらいまではスラスラ解けるようになったが、それ以上に難しい問題となると、どうしても30分〜1時間くらいかかってしまう。小手先の自己流でやっていて「定石」を学ぼうとしないので、解が見えてこないと安直な「背理法」のゴリ押しに頼ってしまうから。ここしばらくはまったく伸び悩み^^。「背理法」というと聞こえはよいが、要するに、このマスを1と仮定するとこちらのマスはこうなってあちらのマスはああなって・・・とやっていって、最後まで到達すればそれが正解、途中で矛盾が見つかれば最初のマスは1でないことがわかるという、(誰にでもできる)原始的な方法。iPadアプリが生成する程度の問題だと、適当なマスを見定めてこの「背理法」を数回繰り返せば正解にたどりつけるんだけど、やっていてあまり面白くない。
そういえば、むかし大学院生のころ、自分の論文の命題を証明するのに背理法を使ったことがあった(ケインズの提起したパラドクスを解くという大それたお題目の論文^^)。数週間ほど悩んでなんとか証明できたつもりでゼミに持参すると、指導教員はまたたく間にすらすらと別の方法で解いて「背理法など使うのはバカだよ」とのたまっていたっけ^^。
サブゼミでSPIの数学の問題を解いてみた。私とゼミ生の能力差は、たぶん、かつての指導教員と私の能力差の1/100以下だろう^^。SPIの問題は、一定量の練習をすれば、誰でも、小手先の自己流で解けるはず。数独の上達のためには定石をちゃんと学ぶ必要があるけれど^^、SPIの場合にはまったく不要。大事なのは、就活への緊張感を維持することだね。
木曜の夜は、ドラマ「MOZU」がなんとなく気になる。無名時代からのファンだった西島秀俊、「ストロベリー・ナイト」の役どころは純朴すぎて残念だったが、「ダブルフェイス」や「MOZU」はワイルドすぎて・・・世の女性はああいう汚い役どころに魅了されるのだろうか。まぁ、主役の西島も助演の香川も、あたりかまわず、きつそうなタバコをスパスパ吸う。これほど喫煙シーンの多いドラマは久しぶりで、個人的には非常に好感が持てるけれど^^。