体調不良、あぁリバプール

先週の木曜から寝込んでしまった(思わぬところで天の恵み?いえいえ、一日休講にしてしまって、ほんとうに申し訳ないです)。ボクは生来の悲観論者なので^^、体を休めて沈思黙考していると、あれこれの物事を、よからぬ方向にばかり考えてしまう。つい先日に提案した大学院の新制度、思いもよらぬ方向に話が展開しそうで不安がいっぱい。かの忘恩の拝金主義国家、最近も他国の領土を略奪しようとしている自称「大国」。この国からの留学生をこれ以上増やすことに意味があるのだろうか(もちろん、優秀な学生なら喜んで受け入れたいとは思うけれど)、奨学金などは日本人学生にもっと支給すべきでは・・・といったようなこと(まぁ、頭が禿げても未だに青臭い少年アゲハのままで・・・)。

ところで、英国イングランドのプレミア・リーグ。リバプールはチェルシーに惜敗、下位チームのクリスタルパレスに引き分けて、ほぼ手中にしていた24年ぶりの優勝を逸してしまった。本日(日本時間23:00)から最終節のゲームがイングランド各地で一斉にスタートするが、NHK BS1 はすでにリバプールを見限り、マンチェスタ・シティの優勝決定戦をライブ中継する模様。
しかし、イングランド労働者のこういう気質にはほんとうに愛着を覚える。むかし、英国人の友人が「イングランドはPK戦では世界最弱」と自嘲していたが、これほどあざやかに、いつもいつもプレッシャーに負けてしまう人たちもめずらしいと思う。

以前から気になっていたことがあって、リバプール市にはふたつのフットボール・クラブが存在する(英国ではサッカーを「フットボール」と言う^^)。エバートンとリバプール。リバプールといえば「ふたつの大聖堂」がある町、つまり、イングランド系住民(プロテスタント)とアイルランド系住民(カトリック)が共生するところ。ビートルズのメンバーのうちリンゴ・スター以外は、両親/片親がアイリッシュだったはずだけれど、ポール・マッカートニーはエバートンの熱狂的なファンで、ジョン・レノンはリバプールのファンだったらしい。赤い色はカトリック、青い色はプロテスタントの象徴らしいから、リバプールはアイリッシュ、エバートンはイングリッシュということか。マッカートニーだけが Sir の称号を得たわけもこのあたりに?まぁ、同じ家族にふたつのクラブのファンが共存するケースもあるらしいから、まったく関係ないのかも。。

ps. 「アゲハ少年」というのはなにやらマンガの登場人物らしいが、それとは無関係^^。

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このページは、eiichiが2014年5月11日 19:30に書いたブログ記事です。

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