晴れた空の土曜日、ついに大阪では見逃してしまった映画「レイルウェイ」を見るために、朝から奈良県橿原市まで。鶴橋から急行で大和八木へ、鈍行に乗り継いで「新ノ口」(にのくち)という小さな駅で下車、徒歩5分のところにある鄙びた映画館(MOVIX橿原)。ニコール・キッドマンがブリティッシュ英語を意図的に使っていた気がした^^。観客はボク以外には、白人女性が一人だけ。ずっと以前にスコットランドのスターリングに滞在したときに、夜に宿舎を抜け出して街中のパブで飲んでいたら、見知らぬ現地の人と意気投合して、別の飲み屋に連れていってもらった。その場所が、退役軍人専用のバーだった。連隊の写真がいくつも飾ってあって、映画の前半に出てくる集会所のイメージに近い。今上天皇の話になって、He's never said sorry とか(笑いながら)言われた記憶がある。
付近の橿原神宮へお参りして「勝ち守」というお守りを購入。橿原といえば神武天皇、日本サッカーの守護神「やたがらす」。おりしも「サッカー守」というのがいろいろ売り出されていてなんだか全般的に値段が高かったが、この「勝ち守」は一番高いのを奮発した^^。でも、W杯とは関係なく、自分自身と身近な人たちの「勝利」を祈念してのもの。いま、無性に勝ちたいと思うことがある。帰路は、近鉄特急の喫煙車両で。