おもてなし、写真月間2014

週末に環状線某駅のロッテリアで、アイスコーヒーをこぼした。カップごと、フロアーにぶちまけてしまった。「こぼしちゃったんですが・・・」と売り子さんに告げたら、即座に、替えの新しいアイスコーヒーを持ってきてくれた(もちろん、フロアーもきれいに掃除してくれた)。はじめての経験だったので、いたく感動。隣の外人が「英国では考えられない、すばらしい」と繰り返していた。「これが日本のおもてなしだ」と返そうとしたが、「おもてなし」を英語でどう言えばいいのかわからなかった^^。実用・現代用語和英辞典によると

Omotenashi is a traditional Japanese way of hospitality with the most dedicated and exquisite manners. It creates an ambiance of tranquility and relaxation where guests will experience unforgettable moments at ease.

晴れた空の日曜日、大阪写真月間2014シンポで某写真家の講演があると聞き、近所なので物見遊山に行ってみた。でも、彼が話しはじめて15分ほどで、やっぱり来なければよかったと後悔。ちょっとかわった経歴、一味違う深みを期待したのだけれど、通りいっぺんの消費社会?批判や軍国主義復活?批判の発言に幻滅して、そそくさと退散。隣の若い子は写真学校の生徒さんだろうか、熱心にノートをとりながら聴いていた。「ポートレイトは視線、肩の線、指の線が命」「腹のでっぱり、衣服の毛玉、写真ならではの質感」などはよいとして、老大家のステレオタイプの社会批判までノートにとって反芻するのだろうか(こんな風に「社会派」カメラマンが再生産されているのかな、などと思った)。

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このページは、eiichiが2014年6月 7日 13:18に書いたブログ記事です。

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