いくつかの科目で R のプログラミング実習をやっているんだけれど、追加パッケージや追加ソフトのインストールが必要な場合には、いつも困ってしまう。実習室PC一台一台で、受講生に逐一やらせるわけにもいかず・・・。おりしも、形態素解析(の入り口^^)のつまみぐいでもやってみようかというところだったので、この際、RStudioサーバ版の利用を試みようと思いついた。以下、某サーバ(CentOS 5)へのインストール・メモ。
必要なライブラリ等を yum install した後に R3.1.0本体をまず make install。次いで、Rstudioサーバ版、日本語文書処理(形態素解析)のためのmecabとその辞書、このあたりまでは、ほぼ、make一発で完了。ちょっと手間取ったのが、RMeCab(Rからmecabを利用するためのインタフェイス)。提供サイトに丁寧な説明があるが、指示通りではインストールできない。libmecab.so.2 がないからダメというエラーが出る。ふと気づいて、
ln -s /usr/local/lib/libmecab.so.2 /Rのlibディレクトリ/で解決(Rの .libPaths( ) でもよいのかな)。
さて、授業のほうはどんな風に進めようかと考え中。参考文献として、(丁寧なダウンロードサイトを提供してくださっている方へのお礼もかねて、ご著書の)「Rによるテキストマイニング入門」を購入。したのはよいが、迂闊にも(以前から買い物カゴにあった)椎名林檎のライブDVDとあわせての注文になってしまった(研究費で領収書を出すのがちょっと・・・^^)。ちなみに、椎名林檎は、ワールドカップ応援歌 Nippon ですっかりファンになってしまったから。