コートジボワール戦。本田がいきなりゴールを決めたのは予想外。ひょっとしたら・・・と、一瞬淡い期待を抱いたが、その後の絶好機に追加点を奪えず、ハラハラするミスが続いたのは、いつものパタン。後半に、たてつづけの右サイドからのクロスであっというまに逆転されたが、2回とも同じ相手選手にフリーでクロスをあげさせた。まぁ、FIFAランキングどおりの実力差、予想どおりの敗戦とはいえ、残念だ。試合後の選手のインタビューを見ながら、なでしこの宮間主将ならこんな時にどんな風に応答するかを想像していた(なでしこがこんなに情けない試合をするわけもないが)。「自分たちは最低です」とだけ言って、悔し涙に身をふるわせるのでは。。
日本代表は、直前のアメリカキャンプ地から開催地ブラジルへの移動に5000万円の専用機をチャーターしたそうだが、日刊スポーツの記事によると、「日本サッカー協会はW杯ベスト8の賞金獲得を見込んで今年の予算を立てている」とか。なんともバカらしいというか、「確信犯」とでもいうべきか・・・^^。
それにしても、これだけの大騒ぎをして、日本中の人間が最大まで膨らませた期待が、たった1試合の90分でしぼんでしまうのは、なんともわびしい。ワールドカップは、一カ所に集まって短期間に競うオリンピック方式をやめて、UEFAチャンピオンズリーグのように、世界各地で長い時間(半年くらい)をかけてじっくりと行う形式にあらためればどうだろうか。巨額の利権にまつわる諸々の悪事や、開催国一国に集中する過大な負担もなくなるだろうし、予選リーグも決勝トーナメントも、せめて同一カードを2回やって勝敗を決するかたちにすれば、もう少しゆっくりと楽しめる。