国際美術館で9月15日までやっている Nostalgia and Fantasy という展覧会を二度目の鑑賞^^。一度目に行ったときに、なんだかとても気になった須藤由希子という作家がトークショーに出演するというので。。予想に違わず、ぼくとつに淡々と語る女性。スーパーのレジやホームヘルパーをしながらイラストレータをめざしていたところを、とつぜんに才能を見いだされて、画家としてやっていく決心を(つい最近)固めたところだとか。スピッツの音楽が好きというのもいい(高田渡はやめたほうがいいと思うけれど^^)。同時出演したもうひとりのゲストは橋爪彩という女性。東京芸大に現役合格して、大学院を修了した後にドイツとフランスで6年近くを過ごしてきたという、売れっ子の才媛。この人の才能や努力や弁舌は確かにすばらしいとは思ったけれど、なぜか、須藤さんの自称「貧乏キャラ」の魅力には及ばない(と、個人的には思った)。
横尾忠則の「懐かしい霊魂との会合」という絵はなんともノスタルジックで、これ一枚のために図録を買おうかとも思ったんだけど、ネット上に縮小版が公開されていた。こちら。中央で父子がアイスクリームを食べていて、左手が空襲で焼かれる街、右手に現在の街の夜景。