いろいろと雑務が重なっていて、温泉(大阪市内のスーパー銭湯)にでもつかって頭を整理しようということで、環状線に乗った。が、うっかり目的の駅を乗り過ごしてしまった。しばらくこのまま乗っていようということで、(気がついたら^^)和歌山まで着いてしまった(乗った電車が紀州路快速だった^^)。ここまで来たのならということで、紀勢本線に乗り換え、途中で海岸線がきれいな町が見えたので、その駅で降りた。湯浅という港町。
狭い路地を歩くと、木造の長屋が並んでいて、なぜかとても懐かしい雰囲気。ちょうど、ひとつの小さな漁船が夜間操業に出港するところで、男衆が乗り込んだ船が出ていくのを、お母さんがひとりで見送っていた。拍手をしながら、なにやらの言葉(「がんばってこい」?)を何度も叫んでいた。
そういえば、高校時代によく、学校をさぼって、カメラをもって街中をブラブラしていたが、夕刻にはとりわけ哀愁を感じたものだった。学校帰りの小学生、買い物袋をかかえて家路を急ぐ主婦、そこはかとなくただよう夕飯の匂いなどなど(まぁ、怠け癖は生来のもので・・・^^)。
それにしても、(銭湯に行く予定で家を出て)たまたま港町までたどり着いたにしては、なぜ、三脚まで持参していたのか(合計重量は5kgをゆうに越えるだろうに、実は8kgほど^^)というツッコミはナシです(>K兄^^)。なお、↓の露出アンダーの件は、長秒露光中に人の目には定かにわからない光量の変化が起きているのだろうということで、自分的には納得しました。