2014年10月アーカイブ

勇気ある訴え

今週号の週刊ダイヤモンド、「日本の酒」という特集につられて、購入(といっても電子版だからKoboで10%OFF+楽天ポイントで無料だけど^^)。ページを開いてみると、この特集より、ある記事に目が釘付けになった。日本の島野製作所がアップル社を訴えたそうだ。元記事がネットでも読める(こちら)。

なんでも、島野は、アップルからの依頼に応じて新しい部品を開発し、再三にわたって増産を求めるアップルとの「合意」で、自社内に量産体制を整えた(つまり、増産を求めるアップルのために巨額の投資をした)。ところが、半年後にとつぜんアップルからの受注が激減した。あきれたことに、アップルは、島野との合意を反故にして、別の海外業者に同じ部品を生産させていた。そして、その技術は、島野の特許権を侵害していたそうだ(つまり、島野の技術がアップル経由で海外業者に流出してしまったということ)。島野がこれをアップルに伝えて取引再開を求めたところ、神をも畏れぬアップルは、なんと、値下げを要求してきたそうだ。やむなく条件をのむと、さらに「リベート」の支払いまで要求してきた。「リベート」とは、要するに、決済がすでに終わっている売却済みの部品についても、代金の一部をアップルに返金せよということ。

記事によると、島野は「アップルとの関係を絶っても問題なくやっていける」会社だから訴訟に踏み切れたということだが、他の部品業者は泣き寝入りをしているのだろうか。「合意」とは契約書を交わさない「口約束」ということだろうか。。ともあれ、裁判のなりゆきに興味津々。島野、負けるな。

なお、おめあての特集「日本の酒」のほうは、ほとんど参考にならず^^。
酒といえば、先日、今年もまた、兼八の新酒「極み香」を予約できた。年の瀬と正月は、はだか麦の芳香に酔い痴れて・・・^^。

ps. 拙宅のおばかな iMac が再修理から戻ってきた。「お申し出のとおりの現象を確認しました」とのことで、今回はビデオカードが交換されていた。それで、いま、新OS(Yosemite)へのアップデート中。例によって、「残り1分」の表示からフリーズしたようになっているが、まぁもう寝よう。MacbookProのときには、寝て起きたら終わっていた^^。それにしても、Yosemite という名は、スティグリッツのf/64(ノーベル経済学賞のJ.E.スティグリッツではなく、「写真の父」とも称されるA.スティグリッツ)を想起させるのに、壁紙の山の写真が貧相で、アンセル・アダムスのヨセミテとは天地のへだたり(こんなところでもケチりはじめたんだなぁ、微細部にまで美を求める創業者の志?はいずこに^^)。

なでしこ完勝、Gmailのspam

踏んだり蹴ったりの週末。なでしこが、カナダ代表に完勝したことが唯一の救いか^^。
近賀、鮫島のサイドバックが戻って、久しぶりにベストの先発メンバー(というか、前回のW杯優勝時から、澤が抜けて、岩清水と海掘がリザーブにまわっただけ^^)。Bチームでのぞんだアジア大会などでは、しかめ面で苦しそうだった宮間や川澄が、終始笑いながらほんとうに楽しそうにプレーしていた。格の違いは歴然。来年のW杯でも、また、どでかい感動をくれることは間違いなし。

で、明日の授業準備をはじめると、さらに不具合に遭遇。Yosemite では、R が落ちる^^(Xquartzの不具合?)。黒田官兵衛の放映時刻もせまっているというのに・・・もう、泣けてくるよ^^。

ところで、さいきん、大学からの事務連絡がスパムフォルダに落ちることが増えた。一昨日には、会議告知、受講者一覧、資格関係の連絡という重要なメールが三通そろってスパム判定されていた。今日も、システム・メンテナンスの終了通知がスパムフォルダに落ちていた。
本学は数年前に全面的に Gmail に移行したので、事務連絡は全教職員への一斉メールのかたちで届く。これがスパム判定されるのは、送信者名を偽った本当のスパムメールのためか、あるいは、誰かが受信メールを実際にスパムフォルダに廃棄してそれを Gmail が学習するからではないかとも訝っているんだけど・・・。

iMac修理その後

火曜の昼前にヤマト宅急便に故障品を渡し、修理にとりかかるという連絡がアップルから届いたのが水曜の昼前。その日の夜には、修理が完了したので送り返すという連絡。そして、金曜昼前に戻ってきた。HDD、HDDファン、電源が交換され、おまけでSDカードリーダも交換されていた。

さっそく、金曜昼過ぎから16時間かけてバックアップを復元。まぁうまく動くようなので、どれ、 Yosemite(Mac OS X の新バージョン)にでもアップデートしてみようかとやりはじめたところ・・・途中でおかしくなった^^。がっかり(というか、笑ってしまう)。。これまでになかった現象だが、ディスプレイがものすごく早い間隔で点滅を繰り返し、その後はほぼホワイトアウトで、操作不能。ディスクは動き続けているし、スリープ状態に入ることもできたようなので、とりあえず止まるまで待って、なんらかの対処を・・・^^。

とりあえず、アップルサポートに連絡して再修理は無料との確認だけはとったが^^、今度はGPUあたりか?まぁ、デスクトップの iMac はもう捨ててもいいかな(大画面でPhotoshopが使えなくなるけれど・・・^^)。

残る頼りはサブノート(MacbookPro)。なにはともあれ、こっちもまずバックアップをとっておこうとはじめたところ、なぜか異常に遅い。125GBしかない内臓HDDのバックアップをとるだけなのに、毎分10MBくらいの書き込みスピード^^。こちらはすでに Yosemite にアップデート済み、何がおかしいのかと30分ほど悩んで気づいた。なんのことはない、(急いで Yosemite対応版を出したらしい)ウィルスバスターのリアルタイム・スキャンが原因だった。

というわけで、時間をただ浪費する週末^^。

暇つぶしに試した Yosemite の Handoff 機能(Chromeの同期のほうが100倍も便利だけど^^)。iOS8端末のBluetoothペアリングでも、これまた不具合を発見^^。ネットでは、iPhone6のBluetooth接続に致命的欠陥というもっぱらの噂^^。どうでもいいけど、ちょっとひどいなぁ^^。

日曜未明に、クラシコ(リーガ・エスパニューラの伝統の一戦、R.マドリードvsバレンシア)の実況中継(Wowow)。ビデオにとりためた過去のクラシコを見ながら、キックオフを待っている。2000年代前半の銀河系軍団、なかでも、(まだ若い)ベッカムとオーウェンはなつかしい。

ps.
どうしようもないiMacは、ふたたび火曜の朝にアップルへ修理に出すこととなった。昨日、本日と、アップルケアサポートへ電話。応対の稚拙さに閉口。GPUの熱暴走だろうからそのへんを再点検してくれとこちらが言っているのに、昨日の女性担当者は「バックアップからの復元方法を変えてもういちどやれ」と固執して譲らない。公式マニュアルに書いてあるとおりの手順を慇懃無礼に繰り返すだけ。これはダメ、アホらしくなって電話を切った。今日、ふたたび電話すると、今度は男性担当者。すんなりと、無料の再修理を受け付けてくれた。

iPhone, iMacなど

二年契約の縛りがちょうど終わるところだったので、家族そろってiPhone6に機種変更した。契約店のキャンペーンと旧機種の下取りに加えて、LTEフラットからカケホ・デジラ2GBにプラン変更したら、月々の支払いが数千円安くなった^^。ここまではニコニコだったんだけど・・・

妻のiPhone4Sのバックアップを古いMacbookでとっていたんだけれど、iPhone6に機種変更してデータを復元しようとしたところ・・・マシンが古くてiPhone6を認識できない(想定外の事態^^)。仕方ないから、10GBほどのiTunesフォルダを別マシンにコピーしてなんとか復元した。するとその翌日に・・・古いMacOSでもiOS8端末が接続できるパッチ(iTunesアップデート)をAppleが公開。そんなことはiOS8発表前にちゃんとやっておいてよ。。

その翌日に、メインのiMac(27inch mid/2011)がいかれた。作業中にとつぜんにディスプレイが消えて、以後は、うんともすんともいわない。まぁ、99%のファイルはクラウドに保管(100%のファイルは数時間おきにローカルHDDにもバックアップ)しているし、サブのノート(MacbookPro)もあるので実害はないんだけれど・・・まだ購入してから2年半、それ以前に購入した別のもっと古いマシンが問題なく使えているのに、なんとも珍妙なことだ。

さて、どうしたものか。。もういいかげんにMacは飽きたし、2年半で壊れる20万円超の高額マシンなんて、いくらなんでもアホらしくて買い替えなどできないよ。。

ps. アップル公式マニュアルにそってハードウェアテストを実施したところ、HDD障害が判明。そのエラーコードで検索してみると、けっこう同じ障害で悩んでいる方々が・・・(なかには保証期間内におかしくなった人もおり、2年半も動いたのは幸いとすべきか^^)。障害例の大半はウチのと同じ27インチ2011中期モデルのようだから、このモデルに採用されたHDDがおかしかったのかな(でも日本メーカなので、これ以上に悪く言うのはひかえよう^^)。海外には、分解してHDDを換装、その作業の一部始終を YouTube にアップロードしておまけにHDD換装キットまで販売している猛者もいるようだが、私は修理に出す^^。修理費見積額は5万円。

判断ミス

朝の7:00過ぎに、大学全構成員への一斉メール。3,4限は休講とするが、1,2限は授業をやる、とのこと。むちゃくちゃ言うなぁ^^と思いながらも出勤したが、案の定、一時間目の授業をはじめる直前に、暴風警報発令につき全日休講の学内放送 orz

未明に高知・徳島に暴風警報が発令済み、アメダスの風速実況が 14m/s(神戸)を越えたところで兵庫県が暴風警報を発令した。7:00 の時点で、大阪も 12m/s(関空)に達していたのだから、大阪府が暴風警報を出すのは時間の問題だったんだよぉ。。

コンプリヘンシブ試験?

昨日と今日、二日間をかけて、大学基準協会の査察があった。学外の権威ある第三者機関が、各大学のあらゆる側面を微に入り細にわたって点検評価する、7年に1度のイベント。まぁ、お奉行様に白洲で取り調べをうけるようなもの(というと、ちょっと大げさ^^)。

それで、大学院のあり方に関する、お奉行様(学外審査委員)の「意見」がどうにも解せなかったので、一研究科長としての反論を準備していた。「取り調べ」は平穏に進行し、反論をあえて申し述べることも無かったんだけれど、あとで思うに、この「意見」が最終的な「お裁き」に反映されるかもしれない。そのときのために、いちばん気になった点をメモしておこう。

この「意見」の骨子はありふれたもので、要するに、「積み上げ方式で体系的なカリキュラム構成をめざせ」ということ。それは誰しも承知しているが、トップクラスの研究者養成大学でもあるまいし、単純にはいかないから、どこの大学でも苦心惨憺を重ねているのだが・・・。

しかし、なにより解せないのは「コンプリヘンシブ試験の実施を検討せよ」という指摘だ。

「コンプリヘンシブ試験」とは、カナダやアメリカの一部の大学で、一貫制の ph.D コースでのみ実施されている「中間試験」のようなものらしい(WikiPedia英語版の Comprehensive Examination)。日本ではこんな用語は使われない。海外のごく一部で使用されている用語を、さも普遍的なものであるかのように(なんの具体的な説明も根拠資料も無しに)使う神経を疑う。

日本では、中教審大学院部会が提唱した「博士課程研究基礎力試験(Qualifying Examination、QE)」が平成24年文部科学省令第6号に盛り込まれている。博士課程へ進学する院生には、修士論文の提出を免除して、そのかわりに筆記試験を課せというもの。この趣旨は、修士課程のうちから「狭い専門」に閉じこもらず、広く深く、研究者としての基礎力を涵養せよということだそうだ。しかし、もし(お奉行様の言う)「コンプリヘンシブ試験」がこれを指しているとしても、やはり、お門違いだろう。

うちの大学院は「税理士コース」と「アカデミックコース」の2コースに分かれているが、まず「税理士コース」については、税理士試験の一部科目免除を得るために、修士論文を執筆しそれを国税審議会に提出することが最終目標となる。つまり、修士論文は必須で、税理士コースから博士課程への進学者はまず存在しない。

「アカデミックコース」については、本研究科の場合、研究者養成および高度職業人養成という両様のポリシーにそって、両様の学生が在籍しており、院生間の学力格差が大きい。つまり(少数の)提携校からの留学生や日本人院生は研究者を目指す意志と素養を有するが、多数をしめる私費留学生の場合には日本で修士号を得て日中ビジネスに関わる企業へ就職することが目的となる。だから、統一的なカリキュラムで前者向けの研究者養成体制に特化することはできない。必要最低限の必修科目を設置して、高度な内容は個別対応とならざるをえない(この個別対応こそ少人数大学院のメリットのはず)。また、本学の場合、修士課程を終えた後に、他大学(国公立大学)の博士後期課程へ進学する者も少なくないので、受入先のすべての博士後期課程でそういう(修論免除の)体制がとられないかぎり、本学が先に採用するわけにはいかない。

そもそも、本学修了生が、トップクラスの大学院修了生に伍するためには、むしろ、修士課程のできるだけ早い段階から「狭い専門」に特化する必要があると思う。高度で難解な汎用的数理的手法に関してはトップランク出身者には勝てないけれど、当該分野の制度や歴史の細部については誰よりも詳しい、あるいは特定の思想家や理論家については誰よりも詳しい、そういうスペシャリストを目指すべきではないかと私は思う。

今回のお奉行様は国立大学の老教授だった。私学の事情がよく理解されなかった気がする。

ps. 大学院に関しては、他にも言いたいこと書きたいことが山ほどある(まぁ研究科長をつとめたのだから当たり前だけど^^)。公的な立場が変わったら、いずれ、ぼちぼちと・・・。

経済学を学ぶ意義

今朝の日経【大学】面に「経済学を学ぶ意義」というコラムが掲載されている。日経のサイトでは有料会員限定の記事なのでリンクを置けないのだけれど、わかりやすくまとまっていた。

みんなが豊かになるには何が必要なのか。 世の中が複雑になると、直感や常識だけでこうした問いに答えることができなくなる。直感だけで世の中を解釈すると判断を間違えることもしばしば。長い論争を経て認められた理論や歴史の教訓に依拠しつつ、複雑な社会の仕組みを分析しようとするのが経済学。経済学には、また、意見や利害が対立する物事について話し合うための「土俵」を提供する役割も。人々が感情のままに議論を闘わせた末に「数の論理」で物事を決めるのは本当の民主主義ではない。客観的に正しい部分は認め合いながら合意点を探るのが本来の姿 --- といった趣旨の文章。経済学に限らず、社会科学とはそういうもので、教養や知性とはそういうものだろう。

というような記事が目についたのも、土曜の若い方との面談の余韻があったから。1時間前後の面談を数名、たかだか数時間の仕事だったのに、かなり疲れた。終了後に喫煙所でタバコをくわえた途端に体調に異変が生じたので^^、そのあとに予定されていた会議をキャンセルしてもらった。申し訳ありません。

台風一過

本学のルールでは(どこでもそうだろうけれど)、午前7時現在で特別警報もしくは暴風警報が発令されているときには全日休講となる。気象庁の台風18号進路予想図から、午前7時前に大阪府は暴風域を脱すると確信していた。就寝直前の午前1時には鹿児島県が暴風警報を解除、起床直後の午前6時までに高知県と徳島県が暴風警報を解除、まったく予想どおりの展開だったのに・・・大阪府が暴風警報を解除したのは、なんと、午前7時34分!

というわけで、全日休講になっちゃった。現在7時48分、すでに台風一過の青空が広がっている^^。ぽっかり空いた一日をどう有意義に過ごそうか。。

ps. 気象庁の警報サイトは、時間をさかのぼって検索できるようにするべき。これでは、7時34分以後に起床した人には休講かどうか判別できないよ。

いろいろ

(福島区野田)

昨日、英語の先生(英国人)と話していたら、だしぬけに「ヒヤマを知ってるか」と聞くので、冗談のつもりで「野球選手だろう」といったら、「そう、彼のプライベートレッスンを頼まれた」と言う。無償でいいから(日本語での文法解説役あたりで)オイラも同伴させてくれと頼んでおいた^^。
阪神ファンをやめてもう10年になる。新井(兄)が広島からやってきたときにイヤ気がさした。今ではプロ野球じたいをまったく見ないんだけど、ヒヤマの引退ニュースだけは感慨深いものがあったなぁ。。

台風18号が接近中、月曜未明に大阪は暴風域に入る予定。晴れた土曜の朝に、今日のかばんを、通勤用トートバッグにするか、ドンケにするか、考え中。まぁいずれにしても、今日は昼下がりに大事な会議がひとつあるんだけど、そのあとをどうするか。研究室にこもって月曜の講義準備をするか、どこかをあてもなくほっつき歩くか(こんなに楽しいことはないんだよね^^)。。

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