経済学を学ぶ意義

今朝の日経【大学】面に「経済学を学ぶ意義」というコラムが掲載されている。日経のサイトでは有料会員限定の記事なのでリンクを置けないのだけれど、わかりやすくまとまっていた。

みんなが豊かになるには何が必要なのか。 世の中が複雑になると、直感や常識だけでこうした問いに答えることができなくなる。直感だけで世の中を解釈すると判断を間違えることもしばしば。長い論争を経て認められた理論や歴史の教訓に依拠しつつ、複雑な社会の仕組みを分析しようとするのが経済学。経済学には、また、意見や利害が対立する物事について話し合うための「土俵」を提供する役割も。人々が感情のままに議論を闘わせた末に「数の論理」で物事を決めるのは本当の民主主義ではない。客観的に正しい部分は認め合いながら合意点を探るのが本来の姿 --- といった趣旨の文章。経済学に限らず、社会科学とはそういうもので、教養や知性とはそういうものだろう。

というような記事が目についたのも、土曜の若い方との面談の余韻があったから。1時間前後の面談を数名、たかだか数時間の仕事だったのに、かなり疲れた。終了後に喫煙所でタバコをくわえた途端に体調に異変が生じたので^^、そのあとに予定されていた会議をキャンセルしてもらった。申し訳ありません。

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このページは、eiichiが2014年10月 6日 09:36に書いたブログ記事です。

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