某誌の差別価格

ロンドンで発行されている某経済誌は、質の高い「保守系新聞」との評価も高く、世界中で読まれている。もちろん、日本でも講読できるが、価格がかなり高いのがタマにキズ。数年前まで講読していたが、慰安婦問題に関する偏向記事に嫌気がさして、やめた。忙しい時期にはほとんど積ん読になってしまって勿体ない、という事情もあり^^。

どれくらい高いのかというと、日本では一年間の定期購読が電子版のみでも26000円、法外に高い(これでも数年前よりかなり安くなった)。しかし、( アメリカ在住者のフリをして某誌本家サイトにアクセスしてみると)アメリカでは電子版の年間購読が$127(円安の¥118.51/$1で換算しても15050円)だった。この価格差別はなんだろう。。

ちなみに、昨年11月に発刊された The World in 2015 特集号の表紙には世界各国の首脳の顔が掲載されているのだが、我が国首相の顔だけをみつけることができないのだ。元編集長が日本通で「日はまた昇る」とかなんとか持ち上げておきながら、しっかりボッタクってやがる、バカにしやがって・・・などと言ってはいけない^^。たとえば、シンガポールでは S$365(S$はシンガポール・ドル、¥88.83/S$1で換算すると32423円)だった。国別の購読者数、国別(あるいは世界地区別)の印刷作業の効率性や配送料を勘案しての価格の違い。デジタル版に印刷コストや配送コストは無関係だけれど、プリント版の差別価格を反映させないわけにはいかない事情もあるのだろう。

でも、実は昨晩、ヒョンなことから、Zinio という米国製電子書籍リーダー(に搭載されている International Store を利用すること)で、この某誌が、上のアメリカ価格よりさらに安い価格で定期購読できることを知った。うん、まぁ、この価格なら読んでやってもいいだろう^^。ということで、数年ぶりに定期購読を再開。この Zinio というリーダー自体もすばらしい。日本の電子書籍大手あたりと比べると、彼我の力量差は歴然。

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このページは、eiichiが2015年1月10日 04:16に書いたブログ記事です。

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