先日、大学院研究生志望者の面接に他大学情報学部卒業生(中国人留学生)がやってきて、「学部ではどんな勉強をしたか」と聞いたら、「ピートンによるプログラミング」と返事をしてきた。ピートン、すなわちパイソンのこととすぐにわかったが、中国ではホントにこんな風に発音しているのかな(ラテン語ではピュートンと発音して、大蛇の怪物をあらわすらしいけれど)。それ以上は聞かなかったけれど、まぁおそらく彼はほとんど講義に出席しなかったのでは・・・(先生が「パイソン」と言うのを一度も聞いていなかったんだね^^)。
とまれ、あの大学の情報学部あたりでも Python をやっているのか、というわけで(もないんだけど)、定評ある?MITの「世界標準教科書」を読んでみた(一晩でスキャンしただけだが^^)。このMITの教科書の邦訳は4000円超の値段だけれど、原書のKindle版はその半額以下。他に応用系のものも何冊か購入したが、すべて、原書のKindle版にした。オライリーのこの種の評判のよいテキストは、邦訳本がやたらに高く、しかも紙媒体のみで電子版がない。
大学院のシラバスに VAR モデルの推計をあげているんだけど、単位根検定→共和分の抽出→VECモデルの推計→インパルス反応までの定型作業をストレスなくこなせるソフトは意外にないような気がする(私見ではEviewsがもっとも手頃^^、商用ソフトでは授業で使えないけれど)。 昔かじった MSVAR のコード作成あたりを目途にして、Python にちょっと凝ってみようかな。。