2015年7月アーカイブ

最近の「経済」ニュース

青木昌彦教授、逝去。
60年安保闘争の理論的支柱(だったそうだ)。ノーベル賞にもっとも近づいた日本人経済学者。京都で一度だけ拝顔の栄に浴したことがある(ような記憶が・・・)。印象に残っているのはどこかの雑誌(たぶん、真っ赤な装丁の「季刊現代経済」)に掲載された写真。アメリカ帰りのロンゲ、パンタロンの足を組んでヒッピー風だが、いかにも育ちの良さそうな美男子が、当時流行の「ラディカル・エコノミクス」を語っていた(ような記憶が・・・)。
不肖(などと言うのも恐縮至極だけれど)、学部生の頃から大学院にかけて、分配理論、企業理論、成長理論と、この方の著書はいつも小脇に抱えていた。高校時代に物見遊山で「姫岡国独資論」の原文をながめた記憶もあるが、もちろんチンプンカンプン。いまなら読めるかと思い立ち、国会図書館サイトで検索。来月の東京出張のおりに実物を閲覧してみよう(そのときのためのメモ、掲載雑誌は「共産主義」1959年第3号、あるいは「流動」1974年9月号)。

日経新聞がFTグループを買収。Wall Street Journal が、 5 things to know abour Nikkei と紹介(海外ではまったく知られていなかったんだ)。FTグループは Economist誌の株を50%保有している。FTやEconomistの経済記事は基本的に信頼しているんだけど、ごくまれに何の脈絡もなく登場する反日妄想記事をなんとかしてほしい。

火花、CDプレーヤ

NHK教育テレビ「オイコノミア」における経済学者とのやりとりにおいても、知性の高さがそこはかとなく窺われる又吉直樹氏。話題の作品「火花」をダウンロードしてみた(Koboで30%引きセール中)。漫才師のイメージがどうしても先に立つので^^、ところどころ難解でペダンチックな(というか、気負い十分の?)表現とのミスマッチに、出だしはちょっと戸惑ってしまう。ここぞという場面でこれでもかと美文をまくしたてるスタイルにもちょっと青さを感じてしまうけれど、このあたりはかの女性編集者のアドバイスだろうか。とはいえ、風俗業の女性(真樹さん)が母親としての幸せをつかみとるあたりからどんどん引き込まれて、2時間ほどどっぷりつかり、読了してしまった。この小説が「芥川賞を活性化」したかどうかは(素人眼には)大いに疑問だけれど、又吉氏が文才豊かな人であることは間違いない。

10年以上使い続けた CD プレーヤ(オンキョー C1-VL)、昨年くらいから不調でだましだまし使ってきたものの、トレイのゴムがとけてベトベトに。修理に出したが、すでに交換部品がないと戻されてきた。いたしかたなく、新製品(同等品とおぼしき、同じオンキョーの C7000R)を購入。しかし、全体的に音の厚みは増したが、透明感が減った感じ。回転系はもうこれを最後にしたいので、改善策としてはアンプのセパレート化か(アンプもすでに寿命をすぎていることは明らか)。こまったもんだ。。

東舞鶴・間人

誕生日に、連れ合いが丹後半島への旅行をセッティングしてくれた。土曜の昼下がりに、東舞鶴を散策。赤レンガの引揚記念館で、朝鮮語を話す一群に遭遇。岸壁の艦艇には「ミサイル装てん中・火気厳禁」の文字がくっきりと見えた。海自総監部のなかにある海軍記念館では、制服の自衛官が敬礼で迎えてくれた。総監部内での私の言葉遣いは普段の百倍も丁寧だったはず^^。

日曜は、間人(たいざ)に立ち寄る。数十年前に某部活動の合宿で訪れたところ。

丹後半島のレストランはどこもリーズナブルで大満足(魚が美味すぎ、分量も桁ちがい)。網野 Little white flower や、与謝野 Adriano など。

日本は畏ろしい?

W杯決勝戦。初っ端の失点はしかたない(日本戦のために決勝まで隠していた秘策?)。2点目も交通事故、でもあそこで止めておけば勝機はあったようにも思う。川澄のクロスから大儀見が1点、宮間のフリーキックに澤が合わせて(結果はオウンゴール)1点、後半開始後に4-2まで追い上げたんだから。。素人目に不思議なのは、澤を(準決勝まで温存しながら)先発させなかったこと、追い上げモードにギアチェンジしたところで川澄をベンチに下げたこと、最後には「3バックにしろ」などと叫んでいたが、監督がパニックに陥ってはどうしようもない。それにしても、アメリカがあれほど必死に向かってくるとは・・・よほど、なでしこの底力が畏ろしかったんだねぇ(「神風」がほんとうに時々は吹くものだから)。

決勝戦のアメリカ国内視聴数は史上最高だったそうで、BBCニュースによると、Twitter では、おバカなアメリカ人たちが「真珠湾攻撃の復讐を果たした」と盛り上がっていたらしい。こういうときには、「民度低すぎ」(いずこも同じ)などと笑い飛ばすのが決まりではあるけれど・・・唯一の同盟国?アメリカにそんな風に言われると、かの石原慎太郎氏の国会演説(YouTubeビデオ)を思い出してしまうのだ。ドイツが降伏した日のニューヨークタイムス一面「この優れた民族は、ナチスによって道を誤ったが、新しい立派な国を作るにちがいない。我々は全面的な支援を惜しまない」。日本が降伏した日のニューヨークタイムス一面「この醜く危険な怪物は、倒れはしたものの、未だ生きている。我々はあらゆる手をつくしていかなる時をかけても、この怪物を完全に解体しなくてはならない」。単調な人種差別論に落とし込むのもどうかとは思うけれど・・・。

あなたは何色見えますか(こちらとか、こちらとかでテストができる)。なぜか、ボクには(いずれのサイトのテストでも)39色全部がカンペキに識別できてしまう。ボクは明らかに四色(女性型)色覚者で、ひょっとすると「スーパービジョン」?しかし、この歳になってそんなことがわかっても・・・。中学高校時代にアレブレボケのモノクロ写真に興味を抱いたのが分岐点(間違いのはじまり)と、あらためて慨嘆^^。でもまぁ、連れ合いも39色カンペキに識別していたので、そんなにめずらしいことではないのだろう。単に、拙宅PCのディスプレイ異常/高性能によるものかも。。

なでしこジャパン、W杯がはじまってから、涙腺が緩みっぱなし^^。一次リーグから辛勝が続いていて、準々決勝(豪州戦)も不安いっぱいで実況中継に見入ったが、ようやく、なでしこらしいゲーム展開が戻ってきた。徹底的な基礎訓練に裏打ちされた正確な技能、知性にあふれるパスワーク、耐えて耐えまくる強靱な精神、そして世界一の司令塔(背番号8サッカー小僧)。この調子で本来のなでしこに戻れば、ほんとうに二連覇も夢ではないのかも。。まぁ、決勝に進むにせよ、三位決定戦にまわるにせよ、なでしこのひたむきなプレーをあと二試合も見られるだけで大満足だけど。。

ちなみに、準決勝の相手はイングランドだが、この記事などによると(インデペンデント誌)、かのサッカーの母国は、(たかが準決勝進出ていどのことで^^)狂喜乱舞のご様子。「ライオンたちが歴史を作った」「ここに来た目的は英国民を鼓舞すること、今夜それができた(キャプテン)」。なでしこの偉大さがよくわかる。

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