日本は畏ろしい?

W杯決勝戦。初っ端の失点はしかたない(日本戦のために決勝まで隠していた秘策?)。2点目も交通事故、でもあそこで止めておけば勝機はあったようにも思う。川澄のクロスから大儀見が1点、宮間のフリーキックに澤が合わせて(結果はオウンゴール)1点、後半開始後に4-2まで追い上げたんだから。。素人目に不思議なのは、澤を(準決勝まで温存しながら)先発させなかったこと、追い上げモードにギアチェンジしたところで川澄をベンチに下げたこと、最後には「3バックにしろ」などと叫んでいたが、監督がパニックに陥ってはどうしようもない。それにしても、アメリカがあれほど必死に向かってくるとは・・・よほど、なでしこの底力が畏ろしかったんだねぇ(「神風」がほんとうに時々は吹くものだから)。

決勝戦のアメリカ国内視聴数は史上最高だったそうで、BBCニュースによると、Twitter では、おバカなアメリカ人たちが「真珠湾攻撃の復讐を果たした」と盛り上がっていたらしい。こういうときには、「民度低すぎ」(いずこも同じ)などと笑い飛ばすのが決まりではあるけれど・・・唯一の同盟国?アメリカにそんな風に言われると、かの石原慎太郎氏の国会演説(YouTubeビデオ)を思い出してしまうのだ。ドイツが降伏した日のニューヨークタイムス一面「この優れた民族は、ナチスによって道を誤ったが、新しい立派な国を作るにちがいない。我々は全面的な支援を惜しまない」。日本が降伏した日のニューヨークタイムス一面「この醜く危険な怪物は、倒れはしたものの、未だ生きている。我々はあらゆる手をつくしていかなる時をかけても、この怪物を完全に解体しなくてはならない」。単調な人種差別論に落とし込むのもどうかとは思うけれど・・・。

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このページは、eiichiが2015年7月 8日 14:14に書いたブログ記事です。

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