火花、CDプレーヤ

NHK教育テレビ「オイコノミア」における経済学者とのやりとりにおいても、知性の高さがそこはかとなく窺われる又吉直樹氏。話題の作品「火花」をダウンロードしてみた(Koboで30%引きセール中)。漫才師のイメージがどうしても先に立つので^^、ところどころ難解でペダンチックな(というか、気負い十分の?)表現とのミスマッチに、出だしはちょっと戸惑ってしまう。ここぞという場面でこれでもかと美文をまくしたてるスタイルにもちょっと青さを感じてしまうけれど、このあたりはかの女性編集者のアドバイスだろうか。とはいえ、風俗業の女性(真樹さん)が母親としての幸せをつかみとるあたりからどんどん引き込まれて、2時間ほどどっぷりつかり、読了してしまった。この小説が「芥川賞を活性化」したかどうかは(素人眼には)大いに疑問だけれど、又吉氏が文才豊かな人であることは間違いない。

10年以上使い続けた CD プレーヤ(オンキョー C1-VL)、昨年くらいから不調でだましだまし使ってきたものの、トレイのゴムがとけてベトベトに。修理に出したが、すでに交換部品がないと戻されてきた。いたしかたなく、新製品(同等品とおぼしき、同じオンキョーの C7000R)を購入。しかし、全体的に音の厚みは増したが、透明感が減った感じ。回転系はもうこれを最後にしたいので、改善策としてはアンプのセパレート化か(アンプもすでに寿命をすぎていることは明らか)。こまったもんだ。。

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このページは、eiichiが2015年7月20日 16:08に書いたブログ記事です。

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