ふと気が向いて、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラのベートヴェン交響曲全集を、レンタルした。まず5番ハ短調を聴いてみたんだけど、みごとな調和、美しい響き、力強い躍動。録音の良さもあいまって、いたく感動^^。さすがに世界のトップ20にランクインしたオーケストラ。以前に朝比奈・大フィルあたりを聴いて国産のベートーヴェンはちょっと鈍いという先入見があったんだけど、ぜんぜん違っていた。ベートーヴェンはやはり、きびきびと力強く、歓喜のフィナーレへ向けて疾走するのがよいかと・・・(素人の戯言です^^)。
ラグビー南アフリカ戦のビデオを何度も見返している(後半25分あたりから)。当日はNHKの生中継にかじりついていたんだけれど、実況中継(豊原謙二郎アナ)がすばらしかった。相当のラグビー通に思えたが(事前の研究成果?)、圧巻は最後の逆転トライのシーン。「行け、行け〜!」と(おそらく、机をたたきながら)絶叫。そう、日本じゅうがTVの前で同じように絶叫していたのです^^。それから、後半40分をすぎたあたりで、桜ジャージを着た白人の若い女性が観客席から Go Japaaaaaan と絶叫しているんだけど、何度見てもホロりとくる(あの声、マイクが拾っているような、つまり聞こえるような気がするんだけど・・・)。
NHKアナウンサーといえば、ロンドン五輪で女子バレーが銅メダルをとった瞬間の実況も忘れられない。「見失っていた光はロンドンの風のなかにありました」(広坂安信アナ)。そう、お家芸のバレーはモントリオール五輪あたりから光を見失ったまま。日本じゅうの気持ちを代弁する見事な一言だった。やはり、スポーツの実況は NHK に限る。蛇足ながら、民放アナの勉強不足、語彙の拙さは好対照。実況や解説がまずいだけならば音声をミュートすればいいんだけど、過剰な演出のためにジャニーズ系?若い醜男たちの歌や踊りまで出てくると、気持ち悪くて、画像も見られない(8チャンネルのバレー中継は、もういいかげんに、なんとかしてほしい)。。
二週間の禁酒明け。午前2時くらいからロックでチビチビやり続けて、いま午前4時。そろそろ寝よう^^。