ゴネ得?

カラヤン60年代のベートーヴェン交響曲全集。素人の私は、この時期のカラヤンが好きなのです(磨きあげた弦はいかにもカラヤン、にもかかわらず、全体のトーンは荒々しく若々しい、という感じ^^)。この60年代全集はハイレゾ配信も行われているが、高価である。Amazonで検索すると、安価な新品セットが売りにだされていた(英国からの出店)。さっそくに注文して2週間後に現物が届いたが、聴いている時間がなくて、1ヶ月ほど放っておいた。そして昨晩、はじめて聴いてみたところ・・・「エロイカ」フィナーレのコーダ入り口、高音弦クレシェンドのピークの直前で、なんと、音飛びが・・・これは、致命的^^。感極まっていただけに(なぜか、どうしても)許せないものを感じてしまって^^、即座に業者に苦情メールを発信。すると数時間後には、Amazonから、返金処理を完了したとの連絡(いやいや、そういうことでもなくて、単に誰かに不満をぶつけたかっただけで・・・^^)。半日後には、業者から丁寧な謝罪状も届く。英国まで返品してくれ(送料は受取側負担)とあったが、すでに商品の梱包資材は廃棄済み。どうしたらよいかと返信したところ、「返品不要、適当に処分してください」と返事がきた(恐縮です^^)。

全集セットで残りのCD4枚は問題なし。また、冷静に考えると、これは明らかにCDの損傷などではなく、マスターの欠陥だろう。ひょっとすると、この音飛びは、1962年カラヤン+BPO「エロイカ」の全CD/LPに入っているのかもしれない。「ゴネ得」というやつを演じてしまったのかも・・・^^。

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このページは、eiichiが2015年11月 3日 22:13に書いたブログ記事です。

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