携帯カメラの使用

月曜の講義は、年明けの1回を残すのみとなった。最終日は試験なので、実質的に講義はこれで終了。補講は 1月末。Extra classes to study R だけど Ostensible make-up classes につき I will not take attendance ただし I will be there だから Of course, you can come if you are interested in R とゆうことで(要するに「本気の人だけ来ればいいから」というニュアンスは通じたかな^^)。 。

ところで、今学期の講義のなかで、板書をノートせずに携帯カメラで撮影する学生が目立った(といっても、数名程度だけれど)。見つけるたびに「やめろ」と止めていたが、ある日、ある留学生が言うには、携帯カメラでの板書撮影など自国(フランス)ではあたりまえとのこと(大学や授業内容にもよると思うが、ほんとうかどうかは不明^^)。それですこし考えるに(すくなくとも私の実習講義では)そのほうが良いのではないかとも思えてきた。ノートをとりながら講師の話を聞くよりも、板書は最後にまとめて携帯カメラで撮影してよいからと前置きして、話を聞くことに集中してもらったほうが効率的だし理解も高まりそう(ただ、他の授業や社会に出た場合にもいつも同じ事が通用するわけではないだろうし、それから携帯カメラを持っていない学生への配慮も・・・)。

同僚のお弟子さん、ある大学への専任教員採用が決まった。天晴れ。ボクは傍からながめていただけだけれど、焦らず沈まず、ほんとうによく頑張っていた。大学教員の採用には、これがあるんだなぁ。運とコネが強力に作用するが、コツコツと努力を継続していれば、どこかで真価を認めてもらえる時がくる。苦労をした分だけ基礎体力は強い、これからの見返りはきっと大きいはず。逆に、ほんの僥倖ですんなりと専任教員職にもぐりこめた場合には、分不相応に「センセー」と呼ばれはじめて何かを勘違いするのだろう、端から努力をやめてしまう人も多いように思うけれど・・・。

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このページは、eiichiが2015年12月22日 17:14に書いたブログ記事です。

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