公立図書館、スターウォーズ

先日、実にひさしぶりに、大阪市立大学の図書館をたずねて、ガッカリした。以前には開架で自由に閲覧できた学術雑誌類の多くが講読打ち切りになっていて、書棚がガラ空き。この大学に非常勤で出講していた頃には、検索端末とコピー機が備え付けられた講師専用ルームで、届いたばかりの直近の雑誌類を閲覧したものだった(本学図書館には無い雑誌類が完備されていて、このためだけに、薄給の非常勤を続けていたようなもの)。私学の向こうをはって建設された立派な学情センターも、中身が無ければ・・・。一時は「東洋のMIT」を目指した大学なのに、これは、ほんとうに悲しいこと。

いっぽう、この秋から大阪市立図書館のAV資料の活用をはじめた。趣味のよい音楽CDが収集されていて、すべて貸出可能。ネット予約して、大阪市内各所に点在する「地域図書館」で現物を受取ることができる(返却も任意の地域図書館で可能、拙宅から自転車10分以内のところに地域図書館が2つもあって非常に便利)。さらに、Naxos Music Library が無料で提供されている。個人で契約すると月額2000円の有料サービスが、図書館に無料登録するだけで自宅から聞き放題。いつの頃からか、図書館員が「ありがとうございました」と言うようになったんだけど、なんだか妙な感覚で、「いえ、こちらこそ」といつも言い返してしまう。むしろ、この言葉は区役所でこそ聞きたいものだ。住民票や戸籍謄本の紙切れ発行に数千円を支払っても、返ってくる言葉はせいぜい「ご苦労さまでした」。

「スターウォーズ?知らない、興味もない」と英国人に言ったら、「そんな人に会うのは生涯で5人目だが、すべて日本人だ」とのこと。それで、エピソードIVからVIまでの3枚組DVDを衝動買いしてしまった。IVだけ見終わったところだが、単純なストーリー、貧弱な映像。この手のものは、何が面白いのかさっぱりわからない^^。

その直後に、ドコモが dTV というサービスをはじめていることを知って、契約すべきかどうか、迷っている。dMagazine にはとてもお世話になっていて、このおかげで週刊誌類を購入することが一切なくなったんだけど、TV のほうはほとんど見ないか、あるいは病み付きになってしまうか・・・。

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このページは、eiichiが2015年12月28日 07:01に書いたブログ記事です。

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