ある就職セミナーの効果。一学年数百名のうちセミナー受講者は20%ほど。そして、セミナー受講者の就職決定率は100%、全体数百名の就職決定率は98%。多くの者は効果を実感している(私も効果を疑わない一人ではある)けれど、この数字だけを見せると、「ツッコミ」を入れてくる向きもあろうかと思う(じっさい、交絡要因も考慮すると/するまでもなく、有意差ナシの反論ができそう)。この種のイベントの効果をはっきりと示すためには、相応の工夫が必要なのだろう。
修士院生のT君。一週間で参考文献の半分ほどを読破してきた。90分ゼミ5,6回分を予定していたが、2回で終わってしまう。勉強時間が惜しいからアルバイトはしていない、とのこと。母国のご両親からの仕送りでやりくりしている姿に自分の学生時代が重なり、ちょっとホロりとすることも^^。こういう留学生には奨学金援助が必要だ(ただし、必要以上の給与は若者をダメにする。本学の給与奨学金は妥当な額かな)。。