ノーベル賞委員会がボブ・ディランとの連絡を諦めたそうだ。おおかたの予想では、ボブ・ディランはノーベル文学賞の受賞を拒否するだろう。まぁ、そりゃそうだ。ボブ・ディラン=「カネの亡者」にとって、ノーベル賞の1億円などという賞金はハシタガネにすぎないのだろうし、ボブ・ディラン=無思想無節操なポピュリストにとって、今回の受賞拒否こそは、またひとつ、新たな「伝説」を築くためのまたとない機会なのだろうから。
しかし、世界はいいかげんにフザけるのをやめるべきだ。ボブ・ディランごときの落ちこぼれの怠け者が、人類の幸福のために、いったいナニをしたというのか?バカバカしいにもほどがある。
むかしむかし(ディラン来日のおりに)、街頭インタビューに答えて若い日本人女性が語っていたコトバを鮮明に覚えている -- ボブ・ディラン?まったく、興味ナシ。なんでも、また女を捨てたそうだが、一人の女も幸せにできない男が、ナニをえらそうに社会を語っているのでしょうか?