2016年11月アーカイブ

Brexit, 米大統領選

Brexitに続いて、米大統領選も意外な?開票結果。「隠れ」トランプ支持者が多かったらしい。そう、「隠れ」。自由・平等・博愛を標榜する社会では公言できないような本音、本心からの不満を多くの人がかかえていたということか。たとえば、Brexitでも米大統領選でも、重要な争点となったのは「要素価格均等化法則」、つまりグローバル化による格差拡大(とくに、移民に代替されうる単純労働者の賃金低下と失業)。「リベラルなインテリ」たちは、高邁な経済理論をふりかざして「グローバル化への、大衆の、根拠の無い怖れ」などと一蹴するが、当の大衆の「慧眼」は、そんな経済理論こそ根拠薄弱の胡散臭い代物であることを実感として見抜いていた、といったところだろうか^^。

さいきん見たTEDの動画(「ブレクジットはなぜ起きた?」こちら)では、Brexitの投票結果を恥じている英国人インテリが登場して、Brexitは無教養な者たちが嘘に踊らされた結果とまで言ってのける(だから、社会科学の教育が必要という主張。ここまでの「上から目線」もどうかと思うけれど・・・^^)。

それにしても、ヒラリーの敗戦の弁はすばらしかった(日本時間の丑三つ時に、ネットに釘付けになって実況中継を聞いた^^)。どれもこれも本心からの言葉だろう、ヒラリーの人間性がうかがえるすばらしいフレーズのオンパレードだったが、ひとつだけ引用する( ← HuffPostの写真がほんとうに素晴らしい)--- この敗北はつらいけれど、どうか信じることをやめないで。正義を求めて闘うことにはそれだけの価値があるのです --- 惜しむらくは、選挙戦中に、こうした自然体をどれくらいアピールできたのだろうかということ(オバマ夫人の援護射撃などは明らかに逆効果だったようにも思うけれど・・・)。

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