白崎映美と東北6県ろ〜るショー

かつて、上々颱風(Shang Shang Typhoon)というとても面白いバンドがあった。バンドリーダーの紅竜が作りだす独特の曲調と、メインボーカル西川郷子の澄み切った歌声(たとえば、至高の蘇州夜曲など)。上々颱風は、この二人の天才が神奈川で出会って生まれたバンドだが、そこに、白崎映美という東北出身の女性もボーカルで加わっていた。明るく元気なMCと、女優にしても遜色のない美貌の持ち主で、上々颱風があれほどの人気を勝ち得た要因として白崎の存在は大きかった。

上々颱風じたいはもう長いあいだ活動を停止しているが、半年ほど前に、ひょんなことから、白崎映美が、釜ヶ崎の三角公園ライブに出演していることを知った。故郷の東北が大震災で破壊された直後に、いてもたってもいられずに「東北6県ろ〜るショー」というバンドを立ち上げて、さまざまな活動を展開しているそうだ。

その「東北6県ろ〜るショー」が京都にやってくるというので、昨日、京阪電車で伏見まで出かけた(こちらがポスター)。ある人権団体が主催する集会の第二部として無料コンサートをやるということだったので、(礼儀として?)第一部(つまり主催者側の本来の目的であるところの人権集会)の最初から出席してみたのだが、開会宣言(人権宣言)にはじまり京都市長や某私立大学学長等の来賓あいさつ(代読)から団体の活動報告まで、なんと、30分たらずの超短時間のうちに第一部は終了してしまった(団体側もすでにこなれたものと言うべきか・・・)。

たっぷり100分以上のコンサートはとてもよかった。「東北6県ろーるショー」のメンバーは各パートの達人揃い、リーダーの白崎はとにかく元気で明るい。華奢な白崎が大仰な衣装をまとって、キビキビと動き回り声を張り上げるのを見るだけで、涙腺がゆるんでくる。愛郷の士。

YouTube あたりで検索を始めたら、この女の魅力にひきこまれて時間の経過を忘れてしまうことうけあい。

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このページは、eiichiが2017年3月 5日 14:20に書いたブログ記事です。

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