趣味の最近のブログ記事

中島みゆきのギタリスト

先週 NHK BS で放映された「オール中島みゆきナイト」。たまたまボーっと見ていたところ、「ファイト!」という曲の間奏で、エレキギターのソロに鳥肌がたった^^。はてさて、あの丸ハゲの渋いギタリストはいったい誰なのだろうと、ネット上を探し回った。ようやく見つけたのでメモしておこう^^。NHKが流していたのは「歌旅 2007」のライブ映像で、ギタリストは古川昌義。DVDを、ずいぶん迷った末に購入。

祈り, TED, ビッグデータ

予約注文していた CD が届いた。三宅由佳莉(ボーカル)+海上自衛隊東京音楽隊の「祈り」。予想どおりの素晴らしい録音。CDのタイトルにもなっている「祈り」という曲は海自音楽隊のオリジナルで、「希望・夢・未来」というリフレインが印象的。これはCD全体のテーマにもなっているようで、まっすぐな未来志向がほとんどの曲に通底している。まぁ熟練のソプラノを聴き慣れている向きにはちょっと物足りない箇所もあるだろうけれど、ボクには、「浜辺の歌」や「ふるさと」といった定番の曲は、最上の演奏だな。これほどに雄大で力強い「ふるさと」を聞いたことがない(こんな風に凛々しく歌いあげる曲だったんだ^^)。

"economics" でTEDのビデオを検索したら、サルガドの講演が出てきた。ブラジル人でフランスでphDをとった人だからポルトガル語とフランス語は完璧なんだろうけど、英語はわかりにくいね^^。pristine(自然のまま)というキーワードが主題かな(ecosystemという単語も何度か語られるけれどこれは和製英語の「エコ」とは無関係だろう)。

 

なおTEDは教材ビデオの宝庫で、次の講演はよく講義で紹介している(こちらは日本語字幕あり)。

ハンス・ロスリング 最高の統計を披露

この講演は、「ビッグデータを理解するための10の講演」という特集(こちら)のトップにランクされているもの。ビッグデータの解析には情報処理技術が必須だが、それは、Excelや統計ソフトでデータ分析をする(したことがある)といったレベルとはまったく次元の異なる話だ。ゲーム製作でもWebアプリ開発でもなんでもいいんだけどとにかくプログラムが書ける人、システムを管理できる人、そういう「オタク」が、ビッグデータの解析では主役になるはず。

テレビ番組いろいろ

あたふたと過ぎ去った春休み?の最後の一週に、読売テレビの開局55周年記念ドラマ(泣いたらアカンで通天閣)を三夜連続で見てしまった^^。ストーリーは吉本新喜劇そのもので、根っからの善人すぎる善人たちが隣近所一致団結して清く貧しく楽しく「外圧」を乗り越えていくというもの。こんなに美しい近所づきあいが古今東西いったいどこに存在するのかと言いたくはなるけれども、まぁ、大阪(文化圏)出身の役者たちの本当の大阪弁でのやりとりは、さすがに歯切れが良くて胸がすく。これだけは他県出身の役者にはぜったいに無理。大阪弁らしきものはメディアに氾濫しているが、ほんとうの大阪弁に出会えることはごくまれで、おかしなイントネーションに吹き出してしまうこともある。この「泣いたらアカンで通天閣」というタイトルは、「負けたらアカンで東京に」のパロディだろうか^^。阪田三吉の昔から、村山実・江夏豊を経て、天童よしみに至るまで、大阪人の決め台詞はこれだったはずなんだけど・・・^^。

大河ドラマ「八重の桜」。横浜国大中退の西島秀俊は(ぐうぜんに)デビュー時からのファンだったこともあって、毎週見ている。結末はわかっているとはいえ、会津藩の行く末にハラハラドキドキ^^。挿入歌がかなり良い。ドラマでは「作曲・坂本龍一」となっているけれど、実は、中島ノブユキという作曲家の作品群。とくに、戦いのあとのシーンに流れる曲(輝かしい未来へのエール)は出色。もちろん即座に、ドラマのサウンドトラックCDを入手した^^。

本日の「朝まで生テレビ」のテーマは、アベノミクスは日本を救うか!?。パネリストのなかに飯田、小幡両准教授の名をみて、ひさしぶりに録画しておこうという気になった^^。

経済への関心

春学期に地元自治体ホールで開講予定の市民講座(「グラフで読み解く日本経済」)。数十名の受講希望者が集ったので、講座の準備方よろしくとの連絡があった。こんな風に大上段にかまえたタイトルの講座は受講者が集まらず不開講になる可能性が高いと聞いていたのに、ここにきてさすがに、市民の経済への関心は高まっているということだろうか。とまれ、またひとつエクストラの仕事が・・・。
とはいえ、当方としては、チョーつまらない?経済学の常識以外に話のネタはないので、困ったものだとあらためて思う。総理大臣が変わっても日銀総裁が変わっても、これまで無力だった金融緩和政策がとつぜん効果を発揮しはじめるわけはない。人々のインフレ期待(一時的な景気浮揚期待)に働きかけているのは、10年間で200兆円とぶちあげた財政出動への積極的なスタンスだろう。参院選までの多少の景気浮揚を見越して、株価は上がり、ボーナス(一時金)は上がった。ここまでは古典的な?推移ですよね。。
まぁ、「市民」といっても受講者の大半は中高年層らしい。若い人のあいだで、もっと経済への関心が高まってほしいものだけど・・・。

情報処理学会が「番号(マイナンバー)法案」への声明を出したというので、眺めてみた(こちら)。でも、その短かすぎる文章を読んでちょっとガッカリ、「種々の課題があると考える」ならば、その課題と対策についてもうすこし具体的に詳しく書いてほしいところ。一説によると、システムの構築には数千億円から兆円単位のお金がかかり、さらに毎年の維持管理に数百億円単位の費用が恒常的に必要になるとか。行間には、システム受注を期待する国内メーカの顔も見え隠れするような・・・。

WBC三連覇の夢は断たれたようで。。ふぬけの能美に2イニングも投げさせて致命的な追加点を献上してしまった。それでも鳥谷・井端・内川がつくった八回裏の絶好機、1アウト走者1塁2塁、打席に四番が入っている場面でダブルスチールのサインを出していただと!?MLB随一のキャッチャー相手に三盗だと!?しかも「行けるなら行け」だと!?カンペキのバカ、チョー無責任。三連覇を逃したのは、ひとえに、監督のせいだ。

↓くどいけれど、Google Reader廃止の一件。Netvibes, Feedly ともにコケはじめた(ボクと同じ「難民」が押しかけ中か^^)。Netvibesは一日一回の更新のようで、やはり表示がダメだ。(昨日までは本命と期待した)Feedly だけど、コケたまま反応なし^^。そもそもこれは Google API を呼び出すだけのアプリのようだが、Google Reader に相当するクラウド(同期)サービスを本気で提供するつもりなのかどうか・・・。

永遠の嘘(続)ほか

なんど聞いても良い、中島みゆき「永遠の嘘をついてくれ」。/永遠の嘘をついてくれ/いつまでも種明かしをしないでくれ/永遠の嘘をついてくれ/今はまだ旅の途中だと/・・・ソ連崩壊、北朝鮮、京都あたりの大学で今でも見かける「トロ字」の立て看、なぜかそんなイメージ^^。

「トロ字」と書いてちょっと調べてみたら、「ゲバ字」とも言うらしい。さらに「ゲバ字・フォント」があるらしい(暇な時に試すための備忘リンク)。

九州の酒屋さんからメールが届く。注文していた麦焼酎「兼八」が出荷可能になったそうだ。他の焼酎の一升瓶を3本買うと、兼八の一升瓶を定価で3本買える権利がもらえるというシステム。兼八はプレミア化して市価はかなりの高値になっているので、一升瓶を合計6本買っても、こちらのほうが安い。「兼八」3本+「朝日」+「紅の薫」+「麗」。どれも楽しみだな〜^^。

永遠の嘘をついてくれ

久しぶりに学生さんと酒を飲む。キミら、実直誠実明朗にして頭も悪くない、どう見てもそんなところでくすぶっているタマじゃないんだよ・・・などと言いたいのはやまやまなれど・・・。こういう飲み会のあとは、なぜかいつも、5年ほど前に卒業した女子学生を思い出す。カラオケで中島みゆきを歌わせるとトンでもなくうまかったんだなぁ、これが。。

今は昔、暗い学生時代に、中島みゆきの 狼になりたい をはじめて聞いたときの衝撃はすごかった。この曲はその後に、「ビールをください」の一節が谷岡ヤスジの漫画に引用され、それを呉智英が自著『バカにつける薬』(これも世には出なかった隠れた名著^^)でふたたび引用して、「中島みゆきは中山みき」と絶賛した(中山みきについてはこちら)。女心を歌ったものには往々にしてピンとこないが、たまに、トンでもなくするどいと思わせる曲が隠れていたりする。今日はこんなのを見つけた。「永遠の嘘をついてくれ」(吉田拓郎&中島みゆき)。

Emacs マクロなど

経済情報処理演習II という科目で、この秋学期は HTML から Javascript をやっている。ひととおりの文法をざっと終えて(変数→配列→オブジェクトなどと軽く流して)、電卓アプリを作った後に、Webサービスの API 活用へ。といっても、「経済」とあんまり離れてしまうのもナニなので、いろんな統計をグラフ化する作業をはじめたのだが、海外の API というのはどうにも日本語に不親切で・・・。
先回は utf8 とは何かを30分ほどかけて説明する羽目になったが、たとえば都道府県のラベルを「大阪府」ではなく「大阪」とせねばならないのはどうにも解せない(それくらいの配慮はあってもよいのでは・・・)。全レコードを修正せねばならなくなってしまい、もうこれは仕方ないと、xyzzy (Emacsクロン)のマクロを紹介した。行末に移動→ごちゃごちゃ処理して→行頭に戻る→下の行へ移動、という感じの簡単なキーボードマクロ。最初の行で定義して、Esc 100 ^X ^E とかで一発処理。これが意外にウケて「お〜」と感嘆の声をあげるものも。そっか、こんなんでもウケるのかとちょっと驚き(他の授業でも、感嘆の声をいただくことが、最近ほとんどなかったもので・・・^^)。

なつかしい卒業生からメールが届く。結婚の知らせはもらっていたけれど、子供さんも既に生まれていたとか。着実に人生をステップアップしている様子、佳きことです。

9月に亡くなった大家(計量経済学の)の奥様から喪中欠礼のはがきをいただいた。ボクは、大学院生の頃に、この大家のすぐ下にいた助教授(当時)と仲違いしたために、大家の引退後はこの一門からはすっかり疎遠にされているのだけれど、実は亡くなったことすら知らされず、だから葬式にももちろん参列できなかったのです。どうしたものかと妻に相談して、月命日にあわせて供花をお送りすることにした。ご冥福を祈念。

3月に発売されたニコンの一眼レフ D800E (ローパスレスの3600万画素)、ここのところ、26万円を割りそうな値下げ競争が続いている。そろそろ、清水の舞台からとびおりようかと・・・(建物がそりあがらずにまっすぐ立っている写真を撮りたいのよね)。。まぁ、人生あと何年あるか誰にもわからんのだし、ガキの頃からの趣味くらい、すこしは贅沢にしても・・・^^。

数ヶ月前に、某CDレンタルでなにげなく検索していて、偶然、あるシリーズもの(青春歌謡年鑑とか日本の名曲シリーズとか)のなかに、園まり「逢いたくて逢いたくて」を発見。それ以来、なつかしい歌のCDを探す習性が再発。さきごろは、奥村チヨ「北国の青い空」を発見(なぜか「フォーク歌年鑑1967」に収録されていた)。しかし、斉藤哲夫「吉祥寺」はどうしても見つけられず、Amazonで中古CDを注文。届いたものをさっそく聞いてみたところ・・・本人が唄っているんだろうけれど、まったく違うアレンジでまったく違う声、ガックリ。
高石ともやも見つからず。「想い出の赤いヤッケ」「街」はよく知られる名曲だけど、なんといっても懐かしいのは「わが大地の歌」(学生時代にサークル部室で昼寝していると、隣のサークルがよく合唱していた^^)。これ一曲のために中古CDを注文。「春を待つ少女」というタイトルのアルバムも探しているんだけど、こちらは中古CDもまだ見つからず。

カスリン・ジェンキンス

Amazon.UK からひさしぶりに CDとDVD を購入。Kathrine Jenkins の Sweetest Love, One Fine Day, Day Dream。音楽CD3枚+ライブDVD1枚+イギリスから日本までの送料も全部あわせて 2640円^^。今回は処理がかなり遅れて、10月3日に注文、11日に発送されて、今日届いた。

やはり彼女のライブは良い。三十路にさしかかって少し太った印象だが、相変わらずの美貌と美声。数々の名曲の合間にさりげなく、私は自分がウェールズ人であることをどれほど誇りに思っていることか How very very proud I am to be Welsh と語り父祖の地の民謡を歌いはじめると、日本人のボクですらなぜか感涙にむせんでしまう(父祖を慕う気持ちは世界共通^^)。フィナーレは、とっぷりと暮れた闇のなかで、会場全体にウェールズ国歌(Land of Our Fathers)の大合唱がおこり、歌の途中から見事な花火が延々と打ち上げられる(以前に見たビデオでは、この後の「オオトリ」に英国国歌 God Save the Queen の合唱もあったんだけれど、今回はなかった。白けるからやめろというクレームでもついたのかな・・・^^)。

さきほど届いた Photographic Bay (カメラ情報誌)からのメールを読んで苦笑した。ライカが新しいデジカメを発表!中身はパナソニック!外面の装飾をのぞいて両者の違いは$400の価格差のみ!(パナソニックのロゴがライカにかわるだけで$400高くなる、元記事はこちら)。

それにしても・・・ライカといえば未だにまず頭に浮かぶのは、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」をもじった、「ライカはローリング・ストーン」という歌。作詞者は「イムジン河」の日本語詞も書いた人だが、この歌はおもしろい。まず、ローリングストーン(転がる石)の意味をカンペキに履き違えている。ディランの原曲は、路上生活者に転落した富豪令嬢に向かって「帰る家も無い、転がる石のような生活はどんな気分だね」と歌っている。人生の成否など運次第なんだから貧乏くじを引いたやつのことをもう少し思いやれ、そういう前提(ヴェール)で社会の物事を考えよ、という真意である(と私は思う)。いっぽう「ライカ」では、転がる石は苔むさず、常に輝きを放ち続けるライカやカルチェはいつまでもボクの宝物だと言っている。ストレートに受取ると、お金持ちボンボンの戯れ言だけれど・・・いやいやここは水に落ちた犬は打たずの和風精神であえて別の含意でもじり直しているのだろうか、はたまた虚飾の資本主義を謳歌することによって逆にその軽率さを示そうという意図であろうか・・・等々と興味はつきないのだ^^。

Golden Slumbers

昨晩は、難波のTohoシネマズで、邦画「ゴールデン・スランバー」を見た。大学時代の仲間が権力の陰謀に巻き込まれる。でも主人公の父も、元恋人も、謎の助っ人も、難所を軽やかに乗り越えるウィットに満ちていて、日本人とは思えない?頼もしさ。文句なしに面白かった。

周知のことながら、「ゴールデン・スランバー」(黄金のまどろみ)は、ビートルズのベストアルバム(のひとつ)「アビーロード」のB面に収録された一曲。ボクは大学に入った年に新しくできた友人と泥酔して、サークルの部室で夜通し、アビーロードのB面メドレーを歌い続けたことがあった。全曲の歌詞を覚えているのはボクだけだろうと自慢したら、もっとカンペキに覚えている人が他にいて、キミのは大したことないと言われて落胆したことも^^。

帰宅後にさっそくB面を聞き直す。久しぶりに聞いても、いつ聞いても、このメドレーには、身体がうち震えてしまう^^局面がいくつかある。たとえば、Polythene Pam が終わり、やや長い間奏が徐々に盛り上がった後に、"She came in through the bathroom window" と歌詞が出てくるところ。あるいは、Golden slumbers の2コーラス?目 "Smiles awake you when you rise" の awake で、ポールの声が大きく激しくなるところ。

クリムト・シーレ展

妻と、天保山サントリー・ミュージアムのクリムト・シーレ展へ。20世紀初頭の作品がいろいろ展示されていて、作曲家シェーンベルクの絵もあった。ま、世紀末ウィーンはむずかしいね・やっぱゴッホとかがええわ~とゆうようなことで・・・^^。

天保山 Illuminations at Osaka port天保山 Illuminations at Osaka port 天保山 (Ricoh GR Digital III)

相変わらず円高

一年くらい前から音楽を聴くような環境ではなかったんだけど、秋学期も山場を越えてクリスマスも間近、ひさかたぶりにCDでも聴いてみようということで、12月4日に英国のAmazonに注文したCD(+DVD)2セットが、今日とどいた。 妻の好みのイル・ディーヴォ「ライブ・イン・バルセロナ」。本邦では本日発売、Amazon.co.JP で4381円。これがAmazon.co.UKではとっくに発売されていて7.81ポンド=1189円。私の好みのカスリン・ジェンキンス「ビリーブ」。本邦では2010年1月13日発売予定で、Amazon.JPの予約価格は2580円。これがAmazon.UKではとっくに発売されていて6.07ポンド=924円。2セットに送料5.07ポンドを加えて、総額は 2885 円也。あいかわらず、異常な内外価格差。。

jQZoom, Libera Memory

午前1時すぎに起床。喫緊の事柄は明け方からとりかかることにして^^、ネットでいろいろ検索。

画像の一部を拡大表示したいと思って検索してみたら、jQZoom がすぐに見つかった。さっそく、この雑記帳(ブログ)に組み込んでみた(↓)。それにしても、このブログ(MovableType旧バージョン)、かれこれ長く使ってる。「ブログ」という単語が人口に膾炙する以前には、MovableTypeがこの種の仕組みの代名詞だったと思う。

FIrefox(Mac用)はバージョン3からとても重くなった。検索したところ、対策らしきものを2つほど発見。ひとつは、まぁ、こまめに履歴とキャッシュを消去すること。そしてもうひとつは、Libera Memory。これでシステムのバッファキャッシュを解放してやると、劇的に動作が改善される。

趣味の楽しみ方

趣味を楽しむのはカンタンなことだ。たとえば乗馬を楽しみたいのなら馬術に通じていればよい、通じていなくとも馬術をまじめに学ぶ姿勢があれば十分だ。しかし、若きマルクスも言うように(『経哲草稿』貨幣の章)、馬に乗れない者が乗馬の達人を自称しはじめるとおかしなことになる。「キミが愛しても返しの愛を呼び起こさないとすれば、それはひとつの不幸」なのだ^^。

先日、ある「写真SNSサイト」(を冷やかしで数日間利用してみて、そ)の実態にちょっと驚いた。このサイトでは会員をランク付けしていて、最下層から最上層まで五つの階級から成る、なんともおかしげな「封建社会」が形成されている。会員はお互いの写真を評価しあい、「お気に入り」投票を行う。他の会員から高い評価を受けた人がより高い地位につける。この仕組み自体は一見公平なものに見えるが、実態は、どうにも珍妙な世界である。たった数日間の観測だけれど、連日数千枚?の写真が新たにアップロードされるなかで自分の写真を他人に評価してもらうためには、どうやら、手立てはふたつしかないのだろう。ひとつは、仲間どうしで投票しあうこと。もうひとつは、既に高い地位にある会員に取り入ることである。要するに、一般社会でいうところの「お手盛り」と「ごますり」によって、会員の地位が定まっているように見える。面白いのは、一般社会では対立するグループ間の争い等によって過度のお手盛りは抑制されるはずなのに、ここではそうした抑制がまったくきいていないように見えること。他人の写真を批判することなどはもってのほか、「ここをこうすればよい」といったコメントのたぐいもまったく見かけることはない。ただただ、お互いを褒めあうのみである。その結果として、私のような(30年のブランク後に復帰した)ヘボの目から見ても、最上層に位置する会員の(うちの少なくとも数名の)写真には、感性・技量・思想のいずれにおいても、さほど卓越したものを見いだすことはできない。その証拠に、ご本人たち自らも「自分は素人だ」と公言しているではないか。なんともおかしげな世界ではないだろうか。。

アンデルセン童話「裸の王様」じゃないけれど、たとえば、女スリが見知らぬ男の財布をまさに抜き取る瞬間の写真を、花嫁が「一生ついていきます」と花婿の腕をギュっと握りしめた瞬間だとこじつけた「ゴト師」がいるとせよ。それに対して、「熱い思いと幸せの象徴」「後ろ姿が多くを物語る感動の一瞬」などなどと絶賛する者が後をたたず、その空気を読めば、正直に率直に「その女はスリだ(王様は裸だ)」などと言えるわけもない。こんな実態が蔓延しているとしたら、単に可笑しいとかアホらしいとかを通り越して、社会学心理学あたりのまじめな考察対象にすべきやね。

スラムドッグ$ミリオネア

新梅田シティの映画館で、スラムドッグ$ミリオネアを見た。スラム出身のインド人青年がクイズ・ミリオネアで百万長者になる。小学校にも通っていなかった彼が数々の難問に正解できたのはなぜか。奇遇にもほとんどの問題が彼の人生と深く関わっていたから。たとえば、100ドル紙幣に刷られている人は誰か?彼は正解(ベンジャミン・フランクリン)を知っていた。むかしヤクザに両目をつぶされ物乞いをしている友人が、お札の見分け方(聞き分け方)を教えてくれたから。ヒンズー教の聖人が両手にもっているものは何か?彼は正解(弓と矢)を知っていた。むかし彼らムスリムの村がヒンズー教の暴徒に襲撃され彼の母親が撲殺された時に、ヒンズーの連中は両手に弓と矢を持っていたから。 ことほどさように、インドにおける「仁義なき闘い」が次々と繰り広げられてインド社会の醜悪さがこれでもかと描かれる。ただし、全編とおしてコミカルで、最後はなぜかハッピーエンド。わが邦画における千葉真一のように、鬼気迫る迫力の役者は出てこない。インド映画を「ボリウッド」映画というらしい(ボンベイ+ハリウッド)が、これは「トレインスポッティング」の監督と「フル・モンティ」の脚本家の組合せだからイギリス映画やね。

Noda-Hanshin Noda-Hanshin 野田阪神 (D90+Nikkor50)

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